外国発の無料プロキシしか知りませんが、使用人口はそこそこ多いみたいです。
ただ無料のプロキシには危険性があるだけではなく、制限も多いです。
本記事では無料プロキシの危険性と、制限の問題点を解説します。
プロキシを初めて使う人は無料のサービスから始めることが多いと思いますが、まずは危険性と制限の問題点を把握してほしいと思います。
そのあたりのことを、丁寧に解説します。
目次
無料プロキシの危険性と制限の問題点
これからは無料プロキシの危険性と制限の問題点を解説します。
問題点を整理
無料のプロキシサービスの問題点を整理し、危険性の具体例と、制限されることの不便さを解説します。
問題点 | 問題点から発生が予想されること |
接続時に暗号化していない | 暗号化に対応していない場合、平文で流れるためクレジットカード情報やメールアドレスなどの情報が盗まれやすい。 |
セキュリティチェックが甘い | セキュリティチェックが甘いので、マルウェアやウイルスの感染リスクが高い |
同時接続数が少ない | 同時接続数が少なかったら、集団では使いにくい |
帯域幅が狭い | 一度に送受信できるデータ数が少ない |
広告が多い | 広告が多かったら作業スピードが落ちる |
メンテナンス時間が長い | メンテナンス時間が長かったら、ビジネスに支障が出る |
接続時に暗号化していない
接続時に暗号化していないことは、非常に大きな問題点です。
日本ではクレジットカードの無断使用が問題になることがありますが、一部の犯罪者はパケット通信の際にハッキングしている可能性があります。
異常に迷惑メールが増えてきたら、メールアドレスもハッキングされている可能性があります。
非暗号化通信にはこのような大きな問題点があるので、たとえ無料であっても暗号化に対応していないサービスは利用しない方がいいです。
どうしても利用したい人は、個人情報は絶対に流さないようにしてください。
セキュリティチェックが甘い
セキュリティチェックが甘かったら、ウイルスやマルウェアに対して無防備状態になります。
ウイルスやマルウェアに感染したら、最悪の場合OSの再インストールをしなければいけません。
OSを再インストールしたらインストールしたらソフトも再インストールする必要があるので、ビジネスに悪影響を与えます。
このような悲劇を避けるには、せめて自分のパソコンにはセキュリティ対策ソフトをインストールしましょう。
強力なセキュリティ対策ソフトであれば、感染する前に弾いてくれるかもしれません。
同時接続数が少ない
無料のプロキシサービスは一台のプロキシサーバーに多くの利用者を詰め込むのが一般的ですが、同時接続数も少なめです。
同時接続数が少なかったら時間帯によっては利用できないことがあるので、急ぎの仕事では使うのが躊躇われます。
接続できないときは何らかのメッセージを出ると思いますが、メッセージ終了予定時間が明記されていない場合は、利用できるまでに時間がかかると考えた方がいいかもしれません。
帯域幅が狭い
帯域幅が狭かったら一度に送受信できる量が少なくなるので、急ぎの仕事では使えません。
帯域幅はインターネット回線に関係ありますが、無料のプロキシサービスは貧弱なインターネット回線を使っている可能性があります。
無料なので設備にお金をかけたくないのが本音でしょうが、帯域幅が狭かったら不便なことは想像以上に多いです。
広告が多い
無料のプロキシサービスでも何らかの方法で、収益を上げなければいけません。
収益を上げるもっともオーソドックスな方法は広告ですが、利用者にとっては鬱陶しいことが多いです。
先の文章を読もうと思っても広告が邪魔で、スンナリと先に進めないことがあります。
また広告の種類によっては最後まで読まなかったら消えないことがあるので、急いでいる人はイライラします。
メンテナンス時間が長い
メンテナンス時間が長いのも困りものです。
有料のプロキシサービスは深夜帯にメンテナンスをすることが多いですが、たいていは数時間程度で終了します。
しかし無料のプロキシサービスは人員が少ないため、想定以上にメンテナンス時間が長いことがあります。
メンテナンス中は何もできないことが普通なので、ビジネスで使っている人は途方にくれます。
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無料のプロキシサービスでも問題がないケース
これからは無料のプロキシサービスでも問題がないケースを考えます。
短時間で利用が終わる人
投稿サイトにプロキシ経由で投稿したい人は、無料のプロキシサービスであっても問題はないでしょう。
おそらく時間にして10分程度なので、メンテナンスを除けば何ら不便はないのではないでしょうか?
またこのような人はプロキシサイトも利用できるので、有料のプロキシサービスと契約する必要がありません。
プロキシサイトは契約不要で使えることが多く、ユーザーがすることは対象のURLを入力し、どのプロキシサーバーを選ぶかなので非常に簡単です。
プロキシの勉強をしたい人
単にプロキシの勉強をしたい人も、無料のプロキシサービスで十分です。
プロキシサーバーのことを頭では理解していても、実際に体験しなければ実感できないことはあるでしょう。
そのような人達は、まずは無料のプロキシサービスから始めてください。
レンタルサーバーを借りている人がいたら、そこに無料のプロキシサービスを使いアクセスしましょう。
アクセスログにプロバイダーから貸与されたIPアドレスが残っていなかったら、プロキシサービスの役割を肌で感じることができます。
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失敗しにくい無料のプロキシサーバー選び
無料のプロキシサービスにはいろいろな問題点がありますが、極力後悔しない為の方法を解説します。
暗号化通信に対応していること
暗号化通信に対応していたら、ハッキングされる可能性はかなり低いでしょう。
広く無料のプロキシサービスを探せば、必ずや暗号化に対応しているサービスは見つかります。
それでも有料のプロキシサービスと比較したらセキュリティ管理は甘いと思うので、使う人は自分のパソコンにセキュリティ対策ソフトをインストールしましょう。
複数国のプロキシが選べること
複数国のプロキシサーバーが選べたら、使い分けできるので便利です。
ある国のプロキシサーバーのIPアドレスが弾かれた場合、違う国のプロキシサーバーに乗り換えることができるからです。
一部のプロキシサイトでも複数国のプロキシサーバーが選べるようになっているので、関心のある方は検索して見つけてください。
有料プランも提供しているサービス
有料プランを提供しているプロキシサービスでも、無料のプランを用意していることがあります。
そのようなサービスは制限があっても、そこそこ質が高いと思われます。
有料プランを提供しているサービス業者は責任が伴うので、高品質になりやすいからです。
このようなサービス会社を見つけるときは、「有料 プラン 体験」というキーワードで検索したらいいかもしれません。
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たまにしか使わない人は有料サービスの従量課金制プランを選択しよう
ビジネスだから無料のプロキシは避けたい・・・でも時々使う。
このような人は有料プロキシサービスの、従量課金制プランがいいかもしれません。
すべての有料プロキシが用意しているわけではありませんが、以下のサービスでは用意しています。
定額プランと比較したら容量に対する価格は高めですが、たまにしか使わない人は、従量課金制を選択した方がいいでしょう。
プロキシ作業が本格化し、頻繁に使うようになったときは定額プランに移行したらいいのです。
まとめ
無料のプロキシサービスの危険性と制限について解説をしましたが、無料プランが有料プランよりも劣るのは当たり前の話です。
それでも無料プランを使う価値がある人はいます。
使ってみて初めて分かることは多いですが、プロキシサーバーも同じです。
無料プロキシサーバーに慣れた人は、有料プランに移行しても割合スムーズに操作できるでしょう。
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