歯科用品にプロキシソフトというのがありますが、本記事で取り上げるプロキシソフトは、プロキシサーバーに接続できるソフトのことです。
プロキシソフトはワープロソフトのように馴染みがあるものではありませんが、実は多種多様なプロキシソフトがあります。
しかし初心者はどのようなプロキシソフトを選べばいいのかが、分からないでしょう。
そのような人達の為に、プロキシソフトの選び方を解説します。
目次
プロキシソフトの概要
プロキシソフトの概要を解説します。
プロキシソフトはプロキシサーバーに接続する為のソフト
プロキシサーバーの中にはさまざまな機能を有しているものがありますが、共通しているのはプロキシサーバーに接続する機能です。
プロキシサーバーは外部にあるサーバーですが、自動的には接続できません。
接続する為にはプロキシサーバーのURLアドレスと、ポート番号を知る必要があります。
プロキシサーバーは利用者にはこれらの情報を公開しているので、コピーしてプロキシソフトにペーストすればいいです。
Vectorはプロキシソフトの宝庫
プロキシソフトは市販されていないことが多いですが、Vectorから探せば多種多様なプロキシソフトが見つかります。
多くのソフトは無料なので、関心のある方は一度試してください。
英語圏のサイトも探せば、もっと多くのプロキシソフトを見つけることができるかもしれませんが、英語に自信がない人はVectorから探した方が無難です。
Vectorのフリーソフトのマニュアルは貧弱なものが多いですが、設定項目はさほど多くはないので、慣れるのにさほど時間はかからないと思います。
プロキシソフトを使わなくてもプロキシサーバーに接続は可能
実はプロキシソフトを使わなくても、プロキシサーバーに接続することは可能です。
パソコンのブラウザにはプロキシ設定というものがあり、そこに必要な情報を入力したら、プロキシサーバーに接続できるようになります。
ただプロキシソフトを使えばワンタッチでオンとオフの切りかえができたりするので、パソコンをプライベートでも使う人は、プロキシソフトを利用した方が便利でしょう。
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プロキシソフトの選び方
プロキシソフトの選び方を解説します。
用途を考える
プロキシソフトを使う人は何らかの目的があると思いますが、目的が明瞭でない人は多いです。
目的が明瞭でなければ、最適なソフトを見つけることはできません。
ブラウザのプロキシ設定のオンとオフを簡単に切り替えたい人だったら、それに特化したソフトを選ぶべきでしょう。
解析機能が必要な人は、有料でも解析機能に長けたソフトを選ぶべきです。
サポートが手厚いソフトを選ぶ
プロキシソフトの仕様はさほど複雑ではないので、ITリテラシが低い人でも練習次第では使いこなせるようになるでしょう。
しかしプロキシの世界にも例外はあるので、例外対応のアドバイスをしてくれるソフト会社を選んだ方がいいです。
無料のプロキシソフトに手厚いサポートを期待するのは無理ですが、有料であれば必ずサポート体制の有無を確かめてください。
セキュリティ機能が充実しているプロキシソフトを選ぶ
フリーソフトの中にはセキュリティ対策が脆弱なものがあり、そのようなプロキシソフトを使えばパソコンに危害が及ぶ可能性があります。
セキュリティ対策が強固かどうかは使わなければ分からないものですが、メールでセキュリティ対策の質問をするのもいいでしょう。
きちんとセキュリティ対策を説明できる会社であれば、安心して使ってもいいと思います。
ただあらゆるソフトにはセキュリティホールがあるので、念のためにパソコンにセキュリティ対策ソフトをインストールしておいてください。
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拡張機能を期待するのであればソフトよりもクラウド型のサービス
拡張機能を期待する人はプロキシソフトよりも、クラウド型のサービスの方が便利です。理由を解説します。
まずはプロキシを使う目的を整理
まずはプロキシを使う目的を整理します。
プロキシサーバーを匿名性の維持の為に使う人は多いですが、プロキシサーバーを使いwebサイトにアクセスするのは何の為でしょうか?
一般的には情報の収集の為でしょう。
小さなwebサイトであれば手当たり次第情報を収集してもさほど時間はかかりませんが、マンモスサイトになると情報の収集が大変です。
そんなシーンで役に立つのが情報を効率的に探すスクレイピング技術ですが、クラウド型であればスクレイピング機能を付け加えるのは簡単です。
クラウド型はアップデートが早い
アップデートが早いのも、クラウド型のサービスを推す理由です。
最近はプロキシ経由のアクセスを禁止するために、さまざまな認証機能を付け加えているwebサイトが増えてきましたが、クラウド型であれば自動ログインできる機能を付け加えるのも比較的簡単です。
認証の中には画像認証もありますが、クラウド型のサービスの中には、画像認証を突破する技術を有しているものもあります。
自動的に認証システムを突破してくれたら、利用者はもの凄く楽で、時間の節約にもなるでしょう。
クラウド型のスクレイピングツールは拡張しやすい
通常のソフトはクライアントのパソコンもしくは、一台の外部専用サーバーがあれば目的を遂げることができます。
しかし新たな機能を付け加えようと思ったら、クライアントサーバー形式のソフトでも難しい面があります。
それはサーバーという枠があるからです。
クラウド型のサービスの基本は寄せ集めなので、さまざまな機能を付け加えやすいです。
太陽光発電システムに天気予報を加えることはありますが、クラウド型サービスだったら付け加えるのは比較的楽です。
プロキシサーバーも同じで、クラウド化することで、さまざまな機能を付け加えることができます。
プロキシサーバー初心者はプロキシソフトから入り最後はクラウド型に移行
プロキシサーバー初心者は、最初はプロキシソフトの使い方を学ぶのが賢明です。
プロキシソフトの機能は少ないので覚えやすい
多くのプロキシソフトの機能は少ないので、初心者でも練習次第では短期間で習得可能です。
最初はパソコンのプロキシ設定のオン・オフを切り替えるソフトから始めてもいいでしょう。
簡単な機能を使いながらプロキシに慣れることは、挫折をしないためには大切です。
クラウド型のサービスでも仕様がシンプルなものはありますが、それでも全くの初心者の場合は挫折する可能性があります。
プロキシに慣れてきたらクラウド型のプロキシサービスに切り替える
プロキシソフトに慣れてきたら、クラウド型のプロキシサービスに切り替えましょう。
クラウド型のプロキシサービスは月払いのことが多いですが、中には従量課金制のプランもあります。
webサイトの仕様は年々複雑になっていますが、クラウド型のプロキシサービスであれば、いち早く対応してくれるでしょう。
クラウド式のプロキシサービスのアップデートの速度は、間違えなくプロキシソフトよりも早いです。
まとめ
プロキシソフトの使い方をテーマに解説をしましたが、全くの初心者は是非ともプロキシソフトから始めてほしいと思います。
多くのプロキシソフトは無料なので、いろいろなソフトを試してください。
そしてプロキシの仕組みに慣れてきた時は、クラウド型のプロキシサービスに乗り換えてください。
費用はプロキシソフトよりも高いですが、高いなりの価値はあります。