プロキシの歴史はそこそこ古いですが、草創期のプロキシサーバーは高かった記憶があります。
最近のプロキシサーバー構築システムは、アプライアンス化している傾向にあります。
アプライアンス化することには、いろいろなメリットがあります。
アプライアンス化は必要な機能だけ提供する方式なので、低価格化を実現しやすいです。
本記事ではプロキシとアプライアンスをテーマに解説します。
目次
アプライアンスの種類
アプライアンスとは特定の用途向きに設計・開発された製品を指しますが、プロキシにもアプライアンス製品はあります。
セキュアアプライアンス
セキュリティ対策に重きを置いたプロキシアプライアンス製品ができることを、実際の製品を参考に整理しました。
- ホワイト運用できるデータベースで、危険を未然に防止
- 安全なwebサイトにだけアクセスできる仕様
- 日本のwebサイトだけではなく、海外の安全なwebサイトにアクセスできる仕様
- SSL通信をターゲットにした攻撃を遮断する機能
- アクセス制御機能
- 私的利用を防ぐ仕様
- 添付ファイルの中身まで保存できるPOSTログ
参考にしたサイトは以下ですが、分かりやすくするために一部表現を変更しました。
https://www.daj.jp/bs/dspa/
アプリインストール済みのプロキシアプライアンス
アプリインストール済みのアプライアンス製品も便利です。
プロキシサーバーにアプリをインストールするのはWindowsのように簡単ではないため、最初から必要なアプリがインストールされていたら便利です。
このようなアプライアンス製品は、プロキシサーバーを社内だけで使う場合に便利でしょう。
日本企業がセッティングしているアプライアンス製品も多いので、英語ができない人でも気楽に導入できます。
24時間365日対応のハードウェア保守アプライアンス
サポートが丁寧なプロキシアプライアンスサービスは他にもありますが、24時間365日対応のサポートはありそうでなかなかないです。
こちらのサービスは安全なインターネットをウリにしていますが、実は管理者の負担を軽減するプロキシアプライアンスサービスです。
ハードウェアとソフトウェアが一体のプロキシアプライアンス製品であるため、インストールや設定などの構築の時間と工数を大幅に短縮できます。
企業によっては深夜業務がシフト化されていることがありますが、深夜に製品に不具合があったら大変です。
こちらの製品はトラブルの内容によっては深夜であっても対応してくれるので、現場に契約社員しかいない職場でも安心です。
これだけ手厚いサービスを提供できるのは、純国産のサービスだからでしょう。
https://b3id.jp/portal/page/out/sdetail.html?sn=C1015&solutionNo=C1015
独自キャッシュエンジンを実装したアプライアンス
こちらは独自のキャッシュエンジンを搭載した製品ですが、Web閲覧の高速化とWebサーバのレスポンスの向上が期待できます。
WebフィルタリングソフトのInterSafe WebFilterとi-FILTER をプリインストールしており、Webメールや掲示板への書き込みを禁止したり、Webサイト閲覧を制限することができます。
物理環境と仮想環境に対応しているため、多様なアプリをインストールすることができます。
各製品のドキュメントを公開しているので、詳しく知りたい方はダウンロードして読んでください。
https://jpn.nec.com/intersec/download_hw.html?
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プロキシアプライアンス製品・サービスを購入するメリット
プロキシアプライアンス製品・サービスを購入するメリットを俯瞰的に見ます。
コストが安くつく
多少の例外はあると思いますが、プロキシアプライアンス製品・サービスを購入すれば、コストが安くなりやすいです。
一つ一つのソフトやハードウェアを個別に購入すれば高くつくことが多いのは、プロキシアプライアンス製品に限ったことではないですね。
最近のIT製品は高機能化してきたせいか、すんなりとは購入できない価格帯のものが増えていますが、プロキシアプライアンス製品であれば追加費用は必要ないことが多いので、トータルで考えたら絶対にお得です。
本業に集中できる
プロキシアプライアンス製品は最初から使える状態になっているため、セッティングのためにあれこれ悩むことはありません。
職場でもよくある話ですがソフトの使い方を学ぶため、日がな一日練習している人がいます。
今はこのような人は少ないと思いますが、昔は何人か見たことがあります。
プロキシを使うのは何らかの目的があるからですが、プロキシを使うこと自体が目的になってはいけません。
ビジネスマンは本業に集中するべきで、プロキシ設定に頭を悩ますものではありません。
アップデートがしやすい
サービス業者にもよりますが、プロキシアプライアンス製品を購入すれば、サポートでアップデートをアシストしてくれるサービス業者があります。
ハードウェアやソフトウェアは必ず劣化したり陳腐化するものですが、一人でアップデートをしたら大変です。
場合によってはアップデートするために、休日出勤をしなければいけないでしょう。
休日はせっかくの休みなので、よほどの事情がない限り休むべきです。
このようなことを考慮すれば、継続的にサポートしてくれるサポート業者を選ぶべきでしょう。
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Brightdataもプロキシアプライアンスサービス
Brightdataは老舗のプロキシサーバー業者ですが、ユーザーフレンドリーなサービスが特徴です。
プロキシ経由でスクレイピングできる
Brightdataには優れたスクレイピングツールがありますが、スクレイピングツールの充実度は半端ではありません。
ユーザー自らプロキシ経由でスクレイピングできる環境も提供しているし、完全に丸投げのサービスも提供しています。
Amazonをスクレイピングしたい人は多いですが、Amazonは仕様がよく変わるので一人でスクレイピングするよりも、Brightdataを利用した方がはるかに楽です。
スクレイピングしたデータはビジネスで活用することができますが、Brightdataの丸投げスクレイピングサービスの素晴らしさは速度です。
対象のwebサービスを選べば大体の納期を教えてくれるので、計画的にスクレイピングできます。
画像認証突破サービスもある
スクレイピングしたいwebサービスはあるけど、画像認証があるため、思うようにスクレイピングができないと言う人はいるでしょう。
BrightdataはCAPTCHAを活用して、画像認証を突破してくれるサービスも用意しています。
最近のwebサービスはスパム防止のために画像認証を採用するケースが増えていますが、スクレイピングする側にとっては画像認証は大変面倒臭いことです。
Brightdataを利用すれば画像認証があっても頭を悩ますことなく、目的のデータがスクレイピングできるので、今後は利用者が増えそうです。
画像認証突破だけではなく、通常のパスワードもスムーズに突破してくれるので助かるでしょう。
セキュリティのために何回もパスワードを求めてくるwebサービスはありますが、パスワードがネックとなり、スクレイピングが非効率化するのは勿体ないことです。
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https://get.brightdata.com/ai1tkl
我々の記事からの紹介では、500ドルまでのマッチングボーナスがつきます。
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まとめ
プロキシアプライアンスをテーマに解説をしましたが、今後はプロキシアプライアンス製品やサービスが主流になるのではないかと推察します。
世の中は完全に効率化に向けて舵を切っているので、専門的で面倒臭いことは外部に依頼することが増えています。
プロキシアプライアンス製品は難しいセッティングがないので、少しばかりのITリテラシがあれば運用できるでしょう。
プロキシアプライアンスサービスの場合は、Brightdataを一推しします。
Brightdataは時代の変化に敏感なプロキシサーバーサービスで、世界のプロキシ業界をリードしています。
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