スクレイピングの第一歩はurlの指定

コンサルタント
スクレイピングが得意なコンサルタントもいる。

スクレイピングの第一歩はurlの指定です。

詳しくは本文で解説しますが、urlに触れるだけではなく、スクレイピングの流れについても解説します。

スクレイピングというと難解なイメージを抱く人もいるかもしれませんが、本記事を最後まで読むと、スクレイピングの原理はシンプルだと解るようになるでしょう。

urlとは何か?

全くの初心者にも解るように、urlを詳しく解説します。

urlはサイトのアドレス

インターネットユーザーは検索で目的のサイトに辿り着くと思いますが、ブラウザーの上部には「https」または「http」から始まる文字列があると思います。

これがurlですがurlが解らなければ、スクレイピングツールはどこから情報を収集したらいいのか解りません。

オリジナルのスクレイピングツールを構築する人も、スクレイピングツールを使う人も必ずurlを指定します。

urlを指定した後はサイトを解剖

urlを指定した後はサイトを分解しますが、分解の第一歩はHTMLの取得です。サイトというのはHTMLで構築されておりますが、HTMLにはタグという部品があります。

タグというと難解なイメージがあるかもしれませんが、要は文字や画像を表示するための部品だと理解すればいいでしょう。

HTMLはさほど難しくはありませんが、スクレイピングするときは、正しくタグを指定する必要があります。

HTMLを分解した後はデータを抽出

タグを指定し目的のデータを抽出したら、ユーザーが使いやすいファイル様式で出力します。

一般的にはCSVファイルが多いですが、最近はJSON形式で出力してくれる、スクレイピングツールも登場するようになっています。

出力ファイルはユーザーが選択しますが、選択するときは取り込むソフトやツールが、何のファイルに対応しているのかを確認しなければいけません。

CSVファイル
CSVファイルも文字化けすることはある

ExcelであればCSVファイルが便利ですが、プログラマであればJSON形式が便利かもしれません。

スクレイピングというとデータを抽出したら終わりというイメージがありますが、実はデータを活用することの方が大切です。

データを分析するときはExcelが便利です。

Excelはデータを表にすることもできるし、ピボットテーブルを利用することもできます。

ピボットテーブルはいろいろなデータを入れ替えることができるので、プレゼンテーションの時は役に立ちますよ。

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urlを指定するときの注意点

これからはurlを指定するときの注意点を解説しますが、urlの指定はスクレイピングでは絶対に必要なので、よく理解してほしいと思います。

日本語のurlでも大丈夫

urlの中には日本語が混じっているケースがありますが、文字化けで解析できないのではないかという心配は不要です。

日本語のurlはエンコードという作業で英語や記号に翻訳されるので、webサーバーの情報はスクレイピングで取得できます。

urlはアドレスバーからコピーしますが、アドレスバーは上部にあることが一般的です。

自分はchromeを使っていますが、chromeは最上部にアドレスバーを設置しています。

ページングでもurlは変化するが基本的には問題なし

情報量が多い場合はページを分けて表示していますが、次のページにいくとurlが微妙に変わっていることがあります。

単純なサイトでは、末尾の数字だけ変化していることがあります。

ブログ
ブログランキングはページングで表示されている

スクレイピングツールによっては、少しでもurlが異なっていれば、正しく情報を取得してくれないことがありますが、その場合はページごとにスクレイピングするしかありません。

ドメイン単位でスクレイピングできるツールであれば、ページングでurlが変化しても問題はありません。

スマートフォンのurlでも問題はなし

スマートフォンのurlはパソコンと同じであることが一般的ですが、中には微妙に異なっているサイトもあります。

このようなサイトはスマートフォン用にページを作成している可能性がありますが、同じ内容のページがパソコンでも必ずあるはずです。

スマートフォンのurlをコピーしてパソコンのアドレスバーに貼り付けたら、自動的にパソコン用のアドレスに変換してくれると思います。

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特別なスクレイピングをしない人は既存の本格タイプのツール

特別なスクレイピングをしない人は、既存のスクレイピングツールで問題はありません、

本格タイプのスクレイピングツールは使い勝手がよく、urlの指定も簡単です。

またドメイン単位でもスクレイピングしてくれるものが大半なので、時短効果も期待できます。

英語が解らなくても心配しない

本格タイプのスクレイピングツールは英語圏で開発されたものが圧倒的なので、ツールによっては日本語化されていないことがあります。

ネットの英語に慣れている人であれば苦労なく読めるシンプルな英語ですが、英語に慣れていない人は、完全に日本語化されたスクレイピングツールを選んだ方がいいでしょう。

最新のページなどは日本語化が追いついていないことがありますが、その場合でも日本語に翻訳してくれるスタッフがいれば問題はありません。

アクセス制限を突破してくれるツール

最近のwebサイトは複雑化しており、簡単にスクレイピングできないケースが増えてきました。

簡単に突破できない原因は以下です。

  • アクセス制限
  • ソースがJavaスクリプトで書かれている
  • 画像認証
  • SMS認証
SMS認証
最近はSMS認証が増えている

突破できない原因を紹介しましたが、会員制のサイトはこれらの制限を採用するケースが増えてきました。

それでも本格派タイプのスクレイピングツールも進化していて、アクセス制限を突破してくれるツールが増えてきました。

すべての制限を完全突破するのは難しいかもしれませんが、相談すれば何とかしてくれる可能性はあります。

テンプレート化しているスクレイピングサービス

スクレイピングサービスの中には、有名なwebサービスをテンプレート化しているものがあります。

テンプレート化というのは少し語弊があるかもしれませんが、要はスクレイピングしたいwebサイトを選択するだけです。

DATASETSのテンプレート
DATASETSのテンプレートは年々増えている

選択して必要事項を入力すれば、後はスクレイピングサービスが、スクレイピングを代行してくれます。

良心的なスクレイピングサービスは価格とだいたいの納期を表記してくれるので、安心して依頼できます。

Bright Dataの公式サイト

日本人の担当が確実に着くのは本ブログ経由の方のみになりますので、ご注意ください。こちらのサイトからお申し込みいただければ、間違いなく日本人担当がつきます

専任のコンサルタントがいるスクレイピングサービス

スクレイピングしている途中で、さまざまな壁にぶち当たることがあります。

壁は自分で突破してもいいですが、忙しいビジネスマンは試行錯誤する時間はありません。

専任のコンサルタントがいれば、コンサルタントに相談しましょう。

コンサルタント
スクレイピングが得意なコンサルタントもいる。

コンサルタントはさまざまな経験を積んでいるので、必ずや有益なアドバイスを贈ってくれるでしょう。

言わずもがなコンサルタントは言葉が通じる、日本人であることが絶対条件です。

英語の文献で理解できない箇所があれば、コンサルタントに気楽に相談しましょう。

まとめ

スクレイピングとurlをテーマに解説しましたが、スクレイピングの流れはご理解頂けたかと思います。

スクレイピングの仕組みは簡単ですが、webサイトがさまざまな対策でスクレイピングを回避している場合は、中途半端な知識と経験では手に負えないことがあります。

そのような場合は、スクレイピングサービスの教えを請うのが一番です。

スクレイピングサービスの中には怪しいところもありますが、世界的に有名なスクレイピングサービスであれば問題はないでしょう。

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