macはアップル社のパソコンですが、デザインの良さと先進的な機能で根強いファンがいます。
デザイン関係の人はmacを使っているケースが多いですが、デザインセンスを磨くためには多くのイラスト作品を見た方がいいです。
mac向けのソフトはWindowsと比較したら少ないですが、ことプロキシ設定に関しては、macもWindowsも大きな違いはありません。
本記事ではmacにプロキシ設定する方法と、プロキシ設定をすればどのようなメリットがあるのかを解説します。
目次
macにもプロキシ設定の項目はある
macにもプロキシ設定の項目はありますが、詳しい設定方法は公式サイトが解説しています。ここではより噛み砕いて解説します。
プロキシ設定はシステム設定の中にある
macのプロキシ設定はシステム設定の中にありますが、詳しい設定方法を解説します。
- メニューから「システム設定」を選択
- ネットワークサービスをクリックし、「詳細」をクリック
- 「プロキシ」をクリック
- 、「自動プロキシ検出」をオンにする(プロキシサーバーを自動で検出する場合)
- 「自動プロキシ構成」をオンにしてから、「URL」フィールドにPACファイルのアドレスを入力(プロキシ自動構成(.pac)ファイルのアドレスが提供されている場合)
- プロキシをオンにし、アドレスとポート番号を入力
- 必要に応じて、「パスワードが必要なプロキシサーバを使用」をオンにし、ユーザ名とパスワードを入力
- 「OK」をクリック
以上の解説は公式サイトを参考にしました。
https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mchlp25912/mac
アドレスとポート番号はプロキシサーバー業者が提供してくれます。
アドレスとはURLのことで、ポートとはプロキシ接続する為の出入り口です。
プロキシ接続できない時はアドレスとポートをチェック
プロキシ設定をしても上手くプロキシサーバーに接続できない場合は、アドレスとポートをチェックしてください。
アドレスの大文字と小文字は区別されるので、混同してはいけません。
一番無難な方法はプロキシサーバー業者から提供されたアドレスをコピーし、ペーストすることです。
ポート番号も同じように、コピー&ペーストしたら間違いはありません。
ブラウザによって設定方法が異なる可能性がある
検証はしていませんが、macにもさまざまなブラウザがあるので、ブラウザによっては独自に設定しなければいけないケースもあるかもしれません。
その際はブラウザのヘルプを参考にしたらいいですが、ヘルプでは解決できない場合は、Q&Aサイトで質問したらいいでしょう。
ただプロキシ設定の基本は同じで、アドレスとポートを指定するだけです。
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macにプロキシ設定をするメリット
macにプロキシ設定するメリットを解説します。
表示が早くなりやすい
プロキシサーバーにはキャッシュ機能があり、一度表示されたデーターはキャッシュ領域に格納されます。
キャッシュ領域に格納されたら、二回目からはキャッシュ領域から該当のデータを取り出し表示します。
そのため、物理的に表示が早くなります。
テキストデータの場合は早さが実感できないかもしれませんが、画像データの場合は早さが実感しやすいです。
プロキシサーバーのキャッシュ領域はブラウザのキャッシュ機能と仕組みは同じですが、領域の大きさはプロキシサーバーの方が上です。
プロキシサーバーまたはプロキシサービスによっては、キャッシュ領域の容量を調節することができます。
デザイナーはキャッシュ領域に格納したら便利
macを使う人はデザイナーが多いですが、自分の作品をwebサーバーに格納し、プロキシ経由で閲覧したら便利でしょう。
しかし多くのイラストデータにアクセスしたら、表示が遅くなる可能性があります。
キャッシュ領域に格納されている画像データであれば表示が早いので、macデザイナーはストレスを感じることはないでしょう。
一部の会社はプロキシサーバーを頻繁に使っていますが、使用目的はキャッシュ目的であることが多いです。
セキュリティ対策になる
macは比較的ウイルス攻撃が少ないですが、それでも皆無とは言えません。
macのフリーソフトは多いですが、フリーソフトが作成できるのは、開発環境が整っているからです。
ウイルスを作成する人も開発環境を利用していると思いますが、腕の立つ開発者が開発環境を利用すれば、ウイルスを作成することは不可能ではないでしょう。
何故プロキシ設定をすればセキュリティ対策になるのか?
通常のインターネットは、クライアントが直接webサーバーにリクエストを送ります。
そのため悪意あるクライアントがwebサーバーにウイルスを送信すれば、webサーバーは直接被害を受けます。
逆もあります。
悪意あるwebサーバーが、クライアントにウイルスを送信することも可能です。
アダルトサイトでは「続きを見たい人はこちらをクリックしてください」という表示がよく出ますが、クリックしたらウイルスがダウンロードされてしまう可能性があります。
webサイトがウイルスを送信しても、クライアントのセキュリティ対策ソフトはブロックしてくれる可能性が高いですが、プロキシ設定をすればセキュリティ対策はより強固になります。
プロキシサーバーはデータを中継する
間にプロキシサーバーを挟んだ方がセキュリティ強度が高くなるのは、プロキシサーバーが一旦データを預かるからです。
プロキシサーバーには、フォワードプロキシというウイルスをブロックする機能があります。
URLフィルタリングやログの取得も可能です。
ビジネス用のパソコンにウイルスが侵入したら大変ですが、プロキシ設定をすればかなり危険は軽減されます。
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プロキシサービス選びも大切
良いプロキシサービスの選び方を解説します。
従量課金制のサービスを選ぶ
macデザイナーのプロキシ設定の重要メリットは解説しましたが、デザイナーは四六時中プロキシサーバーにアクセスする必要はありません。
必要な時だけプロキシ設定をすればいいのですが、プロキシサービスが月額制の場合は、あまり使わない月は勿体ないです。
この問題を解決するのが従量課金制のプロキシサービスですが、一部のプロキシサービスは従量課金制を採用しています。
従量課金制のサービスを選ぶ時は価格体系をチェック
従量課金制のサービスを選ぶ時は、価格体系をしっかりチェックしたいものです。
価格体系によっては、月払いの方が安くなる可能性があるからです。
プロキシサービスの価格に反映されるのは使用量ですが、使用量ごとに料金が跳ね上がるシステムであれば安心なのではないでしょうか。
そして使用量がコントロールパネルから閲覧できたら、うっかり使い過ぎる可能性は低くなるでしょう。
パスワードを突破してくれるサービス
画像サービスによってはパスワードが必要なことがありますが、イチイチ設定するのは面倒臭いものです。
クッキーを利用すれば暫くは楽にログインできますが、それでもログインボタンを押す手間はあります。
自動的にログインシステムを突破してくれるサービスであれば、時短効果が期待できますね。
パスワード突破システムにもいろいろありますが、大手のプロキシサービスは画像認証機能にも対応しています。
まとめ
macデザイナーに伝えたいプロキシ設定をテーマに解説しましたが、macデザイナーもプロキシを利用した方が便利なことが多いです。
プロキシ設定をする前にプロキシサービスを選ぶ必要がありますが、プランが豊富で信頼できるBrightdataをおすすめします。
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