プロキシって胡散臭い・・・・
このような感をもつ人は、昔は多かったです。
身元を隠して投稿するなんて、卑怯だという気持ちがあったからではないでしょうか?
そんなプロキシは安全なのでしょうか。
本記事ではプロキシの安全性について解説しますが、多方面から検証します。
プロキシ選びの参考にしてください。
目次
プロキシの流れを整理
まずはプロキシの流れを整理します。
通常プロキシサーバーは外部に設置されていますが、ユーザーはブラウザ経由で外部のプロキシサーバーにアクセスします。
プロキシサーバーはクライアントのリクエストをwebサーバーに伝えますが、結果もプロキシ経由で伝わります。
主なプロキシの流れを解説しましたが、この流れは永久不変でしょう。
これからはそんなプロキシの安全性について解説します。
プロキシの安全性を多方面から検証
プロキシの安全性を多方面から検証します。
プロキシ経由のインターネットそのものは安全
プロキシ経由のインターネットそのものは安全ですが、その理由は危険なウイルスやマルウェアをプロキシサーバーが弾いてくれるからです。
プロキシの流れを見たら分かると思いますが、webサーバーにリクエストを送るときも結果を受け取る時もプロキシ経由です。
そのため、危険な攻撃はプロキシサーバーで弾いてくれるので、ユーザーのパソコンに危害が及ぶ可能性は低いです。
運営者によってはセキュリティ対策が甘い
プロキシ経由のインターネットそのものは安心と言いましたが、セキュリティ対策が杜撰だったら危険性はあります。
- 暗号化通信に対応していない
- 顧客管理が杜撰
- 技術力が低い
暗号化通信に対応していなければ、パスワードやクレジットカード情報も平文で流れるので、大変危険です。

もし悪意ある人がハッキングしたら、クレジットカードが悪用される可能性があります。
2番目の顧客管理も大切です。
顧客情報を誰でも見ることができたら、悪意あるスタッフが悪用する可能性があります。
最近はクレジットカードの悪用が増えていますが、内部犯行が多いと言われています。
技術力が低いプロキシサービス業者は外部からの攻撃を防ぐことができず、最悪の場合は大切な情報がハッキングされる恐れがあります。
スポンサーリンク
怪しげなプロキシサービスの見分け方
怪しげなプロキシサービスは、安心して使えません。
きちんとした会社かどうかチェック
最近は会社の住所だけ借りて、自宅で商売をしている人がいます。
そのような人達がすべて怪しげとは断言できませんが、プロキシサーバーは常時チェックしなければいけないので、避けた方が無難です。

そのような会社でもホームページはありますが、ホームページの写真は大変立派です
そんな立派な会社だったら事務員がいるはずですが、実際は会社を訪問しても誰もいないことが多いです。
法人名を付けているかどうかをチェック
プロキシサービスの運営者が法人かどうかのチェックも大切です。
昔は個人商店が運営していることがありましたが、最近のプロキシサービスはインフラが必要なので、個人商店では運営を続けることができません。
外国のサービス会社の場合は、「Inc.」や「Co.,Ltd.」が含まれていたら安心です。
フリーメールアドレスを使っている
フリーメールアドレスを使っているサービス会社も避けた方が無難です。
きちんとした会社はドメインを有しているのが当たり前なので、必ずチェックしてください。
ドメインを有していても業務とは関係のないドメインの場合は、注意が必要です。
そのようなケースでは、ドメインメールを使い回している可能性があります。
プロキシサーバーを標的にするケースが増えている
最近はプロキシサーバーを標的にするケースが増えています。
背景には何があるのでしょうか?
一部のプロキシサービスのシステムには脆弱性がある
プロキシサービスもソフトウェアを利用しますが、古いソフトウェアを使っていたら、脆弱性を突かれて不正アクセスする人もいるでしょう。
またアクセス制限の設定ミスで外部のハッカーも侵入しやすくなります。
プロキシサーバーの構築は勉強したら自力でも可能ですが、ビジネスとなると、アマチュアレベルのスキルでは駄目です。
ログ設定ミスで外部に情報が筒抜け
プロキシサーバーにはログ機能がありますが、パーミションの設定ミスで外部に情報が漏れる可能性があります。
そうであれば入手した情報を、名簿業者に売ろうとする人も出てくるでしょう。
大規模なプロキシサーバー業者はログ機能の閲覧設定をするだけで大変だと思いますが、情報の流出は会社の信用に悪影響を与えるので、サービス側は一つ一つ丁寧に設定しなければいけません。
MITM攻撃
悪意あるハッカーはプロキシサーバーの仕組みを悪用し、クライアントとサーバー間の通信を傍受します。
暗号化通信に対応していたら防げる部分は多いですが、無料プロキシサービスの中には暗号化通信に対応していないことがあります。
中間という立場を利用して身元がバレにくいようにしていると思われますが、MITM攻撃もプロキシサーバーの脆弱性を突いた攻撃です。
キャッシュポイズニング攻撃
プロキシサービスのキャッシュ機能を利用してデータを改竄する攻撃です。
中にはキャッシュ内容を変更し悪意あるサイトに誘導するパターンもあります。
成人サイトが使いそうな手法ですが、クライアントは防御のため必ずセキュリティ対策ソフトをインストールしましょう。
クライアントパソコンのブラウザにもキャッシュ領域はありますが、プロキシサーバーのキャッシュ領域は大きいです。
スポンサーリンク
不正な通信を防ぐ効果的な方法
不正な通信を防ぐ効果的な方法について解説します。
プロキシとソフトウェアを常にアップデートする
プロキシとソフトウェアを常にアップデートすることは、基本中の基本です。
アップデートするごとにコストはかかりますが、安全のためにはコストを惜しんではいけません。
最近は新しいタイプのソフトウェアが登場していますが、安全のために効果的ならば是非とも利用してください。
有人監視に対応している
有人監視に対応していることも極めて大切です。
有人監視時もソフトウェアを使うことがありますが、有人監視スタッフはソフトウェアが感知できない異変にも目を光らせるべきです。
有人監視スタッフは観察力が必要で、僅かな異変でも見逃してはいけません。
ハッカーはいつ攻撃してくるか分からないので、24時間体制であることが望ましいです。
安全さだけではなくサービスの質もチェック
プロキシサービスを選ぶときは安全性だけではなく、サービスの質もチェックしたいものです。
プロキシサーバー経由でアクセスする最大の目的は情報の入手だと思いますが、できたら効率的に情報を収集したいものです。
効率的に情報を入手する方法にはスクレイピングがありますが、以下のサービスのスクレイピングシステムは大変優秀です。

無料体験できるので試して欲しいです。
対象のタグをフォームで指定するだけで、一気に情報を取得することができます。
ほぼ100%日本語化しているので、英語が苦手な人でも使いやすいです。
Amazonを始めとする有料サービスのスクレイピングも簡単にできる
まとめ
プロキシと安全性について解説をしましたが、優秀なプロキシサービスを使えば基本的に安心です。
今は大企業もプロキシを使うことが増えているので、安全性は命題になっています。
もしプロキシサーバーの脆弱性が原因で情報が流出したら、企業の信頼はがた落ちです。
昔のプロキシは胡散臭い業者が多かったですが、最近は世界的に有名な企業も運営しています。
そのような企業ではバレにくいプロキシも提供しています。
住宅用プロキシの全商品を対象に、プロモコード「RESI40」を使用すると40%割引となるキャンペーンを本ブログから登録された皆様全員に適用してますので、是非ご利用ください。
コメントを残す