ランサーズは仕事依頼サービスですが、何か武器がなければスカウトメールは届きません。武器になる分野はいろいろありますが、一番多いのはライティングだと思います。
しかしライティング分野は競争過多状態で、採用されるのは大変です。スクレイピングの需要はライティングほどはありませんが、工夫次第では金になる可能性があります。
本記事ではスクレイピングを武器に、ランサーズで生き抜く知恵を解説します。
目次
ランサーズにスクレイピングの需要はあるの？
はい。あります。
実際に検索しました。
2,325件の案件がヒットしました。
案件の内容は異なりますが、スクレイピング技術を必要とするものばかりです。
ただ比較的簡単なものから難易度が高いものまであるので、スクレイピング初心者は、難易度の低い案件から始めたらいいと思います。
スクレイピングを武器にランサーズで活躍するための戦略
これからはスクレイピングを武器に、ランサーズで活躍するための戦略を考えますが、ランサーズに掲載されている案件を参考にしています。
pythonを覚える
スクレイピングといえばpythonが定番ですが、ランサーズでもpythonを使ってスクレイピングをして欲しいとの案件があります。
pythonは文法が簡単なのが特徴ですが、文法が簡単だったら躓きにくいです。プログラミングを志しても挫折する人は多いですが、挫折の原因は文法の難解さと、プログラム独自のアルゴリズムだと思います。
pythonの文法はシンプルで初心者でも取っつきやすいですが、アルゴリズムは他のプログラム言語と変わりません。しかしpythonにはスクレイピング用のライブラリが数多くあるので、高度なアルゴリズムは必要ありません。
ライブラリを使えばコード量が極端に少なくなるので、完成までの道のりも短くなるでしょう。
一からpythonを学ぶ人はオンラインレッスン
一からpythonを学ぶ人には、オンラインレッスンをおすすめします。
おすすめする理由はレッスン料金が安いこともありますが、何よりもスクレイピングに特化したレッスンが多いことが理由です。
スクレイピング用のレッスンではライブラリの使い方も教えてくれるので、レッスンが終了したときは、スクレイピング技術の基礎は完成していると思います。
基礎が完成した後は、小さなプログラムを数多く作成してください。数多く作成することで、プログラミング技術は洗練されますよ。
さまざまなITツールに慣れる
ランサーズに掲載されている案件の内容はさまざまです。中にはスクレイピングの結果を、Excelに保存してほしいとの依頼もあります。
このような案件をゲットするには、さまざまなITツールに慣れていた方が有利です。ITツールに慣れるポイントは、好奇心を持って何でも試してみることです。ITツールの使い方を間違えたからといってパソコンが故障することはないので、どんどん試してほしいと思います。
余裕がある人はPHPも覚える
pythonほどの需要はないですが、PHPでスクレイピングツールを開発してほしいとの依頼もあります。
PHPもpythonと同じように文法は簡単ですが、何よりも解説本と解説サイトが多いです。そのため独学でも習得可能です。
私は一時期インターネットにフリープログラムを公開していましたが、学校でPHPを習った経験はありません。
習得するためにしたことといえば、既存の関数を使って多くのプログラムを作成したことだけです。PHPには便利な関数が数多くあるので、初心者でもそれなりのプログラムは構築できます。
もちろんスクレイピングにも活用できる関数はあるので、取りあえずは解説書片手に、関数の働きを実際に試してください。
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選ばれるワーカーになるには
ランサーズには数多くのワーカーがいるので、選ばれるのは大変です。これからは選ばれる戦略を考えます。
プロフィール欄を充実させる
ワーカーも依頼者のことが気になりますが、依頼者もワーカーのことが気になります。お金を払うので、一円でも無駄にしたくないからでしょう。
依頼者のお眼鏡にかなうワーカーになるには、プロフィール欄を充実させることが大切です。プロフィール欄を充実させるポイントは以下です。
- 過去の実績を解りやすく書く
- 大まかな納期を書く
- 修正依頼が可能か否かを書く
当たり前のことですが、できていないワーカーは多いです。
実績を書くときは、数字を入れると効果的です。
「スクレイピングだけでも50件の依頼がありました。ほとんどのクライアント様は喜んでくれて、そのうちの半分ぐらいはリピーター様です」
このように書くと、依頼主は安心するでしょう。
実績をつくる
依頼者はワーカーの実績を見ます。しかし最初の頃は実績がないので困りますね。
まったく実績のないワーカーは、実績作りから始めましょう。
実績をつくるために大切なことは、その分野の実力者よりも低価格で請け負うことと、さまざまな案件に申し込むことです。
一つでも実績があれば、少しずつ注目されるようになります。実績数が30ぐらいになれば、注目される確率は高くなります。
実績づくりは一朝一夕には実現しませんが、誠実にコツコツ頑張っているうちに、必ず実績数は増えます。
大切なことはクライアントの期待を上回る仕事をすることです。実行すれば、リピーターも増えてきますよ。
時代に合ったスキルを身に付ける
ランサーズで勝ち続けるためには、常にスキルアップすることが大切です。
スクレイピングを武器にしてもいいですが、スクレイピングに付随する自動ログインシステムや、画像認証突破システムなどの技術も学んでおいたほうがいいでしょう。
かゆいところに手が届くスクレイピングワーカーになれば、大口の受注を受けたり、単価の高い受注も来るようになるでしょう。
スキルアップは大切ですが、時代にあったスキルを身に付けましょう。時代にあったスキルの見極めは難しいですが、クライアントの意見を聞いたり、求人情報をチェックすることで、見極める目は養われます。
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ツール選びのポイント
ツール選びのポイントを解説します。
スクレイピング案件を大量に請け負う人は本格的なツール
スクレイピング案件を大量に請け負うワーカーは、本格的なスクレイピングツールを使った方が効率的です。
本格的なスクレイピングツールはあらゆるサイトに対応できる柔軟性があるので、たいていのサイトで通用するからです。
また操作がウィザード化されているので、一度教えたらアルバイトでも操作できるでしょう。それから本格的なスクレイピングツールは、出力するファイル形式が多様です。
スクレイピングしたデータをどのように活用するのかはクライアントによって異なりますが、多種多様なファイル形式があれば、必ずやクライアントの期待に応えることができるでしょう。
オリジナルなツールを構築したい人はプログラマー用のツール
オリジナルなスクレイピングツールを構築したい人は、プログラマー用のスクレイピングサービスを使ってください。
プログラマー用のスクレイピングサービスは必要最低限のコードを自動生成してくれるので、コード量が極めて少なくなるからです。
ランサーズで儲けるためには数をこなす必要がありますが、プログラマー用のツールを使えば、かなり数をこなすことができるでしょう。
まとめ
スクレイピングを武器にランサーズで活躍する戦略を解説しましたが、そのまま実行するのではなく、自分なりにアレンジしてほしいと思います。
人のスキルや環境はさまざまなので、自分に合うようにアレンジすることは非常に大切です。最近はフリーランスで活躍する人が増えているので、選ばれるワーカーになるのは大変ですが、本記事で書かれたことを参考にすれば、少しは良い方向に進むと思います。
最初は食えなくて大変だと思いますが、一ミリでもいいので前に進む努力をしましょう。
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