スクレイピング結果をexcelに出力するのは可能で、何本かの解説記事がインターネットで公開されています。
本記事では解説記事をより解りやすく説明すると共に、スクレイピング結果をexcelに出力するメリットについても解説したいと思います。
スクレイピングデータは活用してこそ、なんぼの世界です。excelはスクレイピング結果を活用するための強い味方になると思うので、関心のある人は是非とも実践してください。
目次
スクレイピング結果をexcelに出力するのは可能
スクレイピング結果をexcelに出力するのは不可能だと思う人もいるかもしれませんが、実は可能です。
基本的にはテキストファイルに書き込むのと同じ
プログラム経験者はテキストファイルに、任意の情報を書き込んだことがあると思います。私も経験があります。
まずは空のテキストファイルを用意し、プログラムでファイルを開きます。それからはテキストファイルに書き込むだけです。
同じ手順でhtmlファイルに書き込むこともできました。
excelに出力するときも空のexcelファイルを用意する
excelに出力するときも、空のexcelファイルを用意します。ただexcelとテキストファイルでは様式が違うため、テキストファイルと同じようにはいきません。
excelに出力するときは、以下のサイトを参考にしたらいいと思います。非常に解りやすく解説しているので、プログラム初心者でも何とかなりそうですね。
https://www.canit.jp/intro/python/python3-5.html
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スクレイピング結果をexcelに出力するメリット
スクレイピング結果をブラウザに表示させてもいいですが、excelに出力した方がなにかと便利です。
データが凄く見やすい
excelを使ったことがある人は知っていると思いますが、excelにはセルがあります。
セルというのはデータを格納するスペースですが、セルには線があるので、他のデータと容易に区別を付けることができます。
セルの大きさは自由に変更できるし、セルに色づけすることも可能です。
私はスケジュール管理をすべてexcelでしていますが、ノンプログラミングで柔軟な処理が可能なexcelは素直に凄いと思います。
フィルター機能がある
excelに出力する最大のメリットは、フィルター機能ではないでしょうか?
フィルター機能を使えばさまざまな条件が指定できるので、目的のデータを早く見つけることができます。
excelのフィルター機能は簡単ですが、初めての方は解説記事を参考にするか、解説本を購入したらいいでしょう。
フィルター機能を使ったことがある人は実感していると思いますが、フィルター機能の使い方をマスターしたら何回でも使いたくなります。
データベースのクエリーほど柔軟性はないですが、簡単な抽出であればフィルターでも十分です。
グラフ化できる
スクレイピング結果をグラフ化するのも簡単です。
excelのグラフは非常に見やすく、ビジネスの現場でも頻繁に利用されています。
グラフのX軸とY軸も簡単に変更することができるので、用途に合わせていろいろアレンジしたらいいでしょう。
ピボットテーブル機能がある
excelにはピボットテーブル機能がありますが、ピボットテーブルは集計や分析をするときに非常に便利です。
慣れないうちは使い方に迷うかもしれませんが、スクレイピング結果を分析したい人は、是非ともピボットテーブルの使い方をマスターしてほしいと思います。
ピボットテーブルはプレゼンテーションのときも便利です。
ピボットテーブルを活用すればさまざまな角度から分析することができるので、プレゼンテーションに説得力が増すと思います。
オンラインのexcelに出力すれば共有できる
直接出力できるかどうかは未検証ですが、ローカルのexcelファイルをオンライン版のexcelで読み込むことは可能です。
オンライン版のexcelのメリットは何と言っても、データの共有ができることです。
スクレイピング結果を社内全員で共有することはあると思いますが、その時はオンライン版のexcelの出番です。
オンライン版のexcelはデータを共有できるだけではなく、複数人が編集することもできます。ログイン情報さえ解っていたら誰でも編集できるので、共同で編集するときは助かりますね。
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自分でシステムを開発する人はプログラマ用のツールが便利
自力でexcelに出力するシステムを開発する人は、プログラマ用のスクレイピングツールが便利です。
スクレイピングの部分はコードが省略できる
プログラマ用のスクレイピングツールを使えば、スクレイピングの部分のコードが省略できます。攻略が難しいwebサイトにも対応していることが多いので、プログラマの人は使う価値があります。
攻略が難しいwebサイトをスクレイピングしようと思えばステップ数が多くなりますが、ステップ数が多くなったからといって成功するとは限りません。
しかし本格タイプのプログラマ用のスクレイピングツールを使えば、成功する可能性は極めて高くなります。
有料ですが、コストパフォーマンスは高いと思います。
スクレイピングが難しいwebサービスにも対応している
本格タイプのスクレイピングツールは、スクレイピングが難しいwebサイトにも対応しています。
スクレイピングが難しいwebサイトでも数ステップで完結するので、開発者はもの凄く楽だと思います。
本格タイプのツールを使えばスクレイピングに関してはさほど技術力は必要ないので、開発者はexcelに出力する方法に注力したらいいと思います。
といっても難しく考える必要はありません。
本格タイプのスクレイピングツールはcsvファイルだけではなくexcelのファイル形式にも対応しているので、excelに取り込むことは凄く簡単です。
excelとスクレイピングツールの組み合わせは最強
スクレイピングはスクレイピングツールでした方が効率的ですが、データの分析に関しては、圧倒的にexcelが便利です。
将来的にはスクレイピングツールに分析機能が付加される可能性はありますが、現時点ではexcelを使うべきでしょう。
スクレイピング結果をexcelに取り込めば、マーケティングにも活用できます。
最近のビジネスはマーケティングが不可欠ですが、スクレイピングツール+excelの組み合わせは、マーケティングの強い味方になると思います。
excelは少し古いバージョンでも構いません。少し古いバージョンだったら、中古パソコンに付属していることが多いです。私もexcel付きの中古パソコンを使っていますが、特に問題なく作動していますよ。
まとめ
スクレイピング結果をexcelに出力する方法を解説しましたが、アルゴリズムさえ理解できたら、さほど難しくはないです。
インターネットにも解説記事は多いので、参考にしてほしいと思います。
スクレイピングツールでスクレイピングをするときは、プログラマ用のツールを使ってほしいです。開発工程が極端に少なくなりますよ。
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