プロキシ経由のインターネットは流行っていますが、プロキシ経由のインターネットはバレないのでしょうか?
この質問に即答できる人は、案外少ないのではないでしょうか?
インターネット上には類似の質問がありますが、いずれも表面的な回答が多い印象です。
こちらの記事はプロキシ経由のインターネットは、バレないのかをテーマにしますが、多方面から検証します。
目次
必ずプロキシ経由のアクセスだと知っている人
当たり前ですが、必ずプロキシ経由のアクセスだと知っている人はいます。
プロキシサーバー業者
当たり前の話ですが、プロキシサーバーにはアクセス記録が残るので、誰がアクセスしてきたのかは一目瞭然です。
少し話が脱線しますが、プロキシ経由のインターネットの流れを見ます。
クライアントはブラウザのアドレスバーに、目的のURLを入力します。
その情報はプロキシサーバーに流れますが、プロキシサーバーはhttps://proxy.sample.com:8080のようなURLを使い目的のサイトにアクセスします。
通常プロキシサーバー固有のURLはユーザーの目で確認することはできませんが、プロキシサーバー側が特定のURLにリダイレクトするように処理をすれば、ユーザーの目に触れるかもしれません。
アクセスログを設置しているサイトの運営者
アクセスログを設置しているサイトの運営者はアクセスログを見ることがあると思いますが、そこにproxyの文字が含まれていたらプロキシサーバー経由のアクセスだと感づくでしょう。
サイトによってはプロキシ経由のアクセスを自動的に弾く仕様にしていますが、おそらくはURLにproxyの文字が含まれているのかどうか調査しているのでしょう。(プログラムを活用して)

もしproxyという文字が含まれていなかったら、プロキシ経由かどうかは直ぐには分からないでしょう。
直ぐに分からないという書き方をしたのは、今はプロキシサーバーのURLかどうかを調査できるサイトがあるからです。
そこで照合すればたとえproxyの文字が含まれていなかったとしても、プロキシのURLであると判明する可能性はあります。
ブラウザによってはproxyの画面が映ることがある
これは私だけかもしれませんが、ネットサーフィンをしていると急に画面が停止しproxyの画面が現れることがあります。
実は私は通常はプロキシを介してネットサーフィンをしていませんが、このような画面が出るのは運営サイト側がプロキシを活用しているからでしょう。
proxyの画面が見えたからといって慌てふためく必要はありませんので、少しの間だけ待ってください。
直ぐに目的のサイトが表示されると思います。
極端に遅い
最近はブロードバンドが普及しているので稀なケースですが、異常にネットサーフィンが遅いことがあります。
このようなケースではクライアントが知らず知らずのうちにプロキシ設定している可能性もあるし、運営サイトがプロキシを活用している可能性もあります。
プロキシサーバーは外部に設置されているので、物理的に遅くなるのは致し方がないことかもしれませんが、あまりにも遅い場合はインターネット回線をブロードバンド(クライアント側)にしたらいいかもしれません。
運営サイトが低速回線を活用している場合は、クライアント側でコントロールすることができないので諦めるしかないでしょう。
ヘッダーに特別な文字が含まれている場合
自らプロキシサーバーを使いサイトを運営している場合は、ヘッダーに特別な文字を含ませることが可能でしょう。
ヘッダー情報はプロキシサーバーにも流れるし、アクセス先のサイトにも流れるのが普通です。
もしヘッダーの文字列にproxyを連想させるような文字が含まれていたら、プロキシ経由のアクセスだと感づかれる可能性があります。
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プロキシ経由のアクセスであることを限りなく隠す方法
プロキシ経由のアクセスであることを限りなく隠す為には、住宅用のプロキシを使うのが最善です。
住宅用のプロキシは地域のIPアドレスを使っている
住宅用のプロキシは地域のIPアドレスを使っているので、見抜くことが困難です。
アクセス先のアクセスログには地域に実在するIPアドレスが記録されるので、よもやプロキシ経由のアクセスだと思う人は少ないでしょう。
住宅用のプロキシにはこのような特徴があるので、調査目的のために活用することが多いと言われていますが、プロキシサービス業者によっては多くの住宅用IPアドレスを保有しているので、複数のIPアドレスを使い分けることが可能です。
もちろん複数の住宅用のIPアドレスを保有しているので、一つのIPアドレスがブロックされたからといって致命傷になることはありません。
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住宅用プロキシの弱点
住宅用プロキシは提供元が少ないため、高価になりがちです。
大きな会社であれば何とか捻出できるかもしれませんが、個人が負担するのは難しいです。
また住宅向けのインターネット回線を利用するため、ケースによっては遅延が発生する可能性があります。
使用するインターネット回線が不通の場合は、プロキシどころではありません。

一箇所ですべて管理するデータセンタープロキシと違うため、メンテナンス時間が長くなる可能性があります。
データセンタープロキシはデータセンターの問題だけを考慮すればいいですが、住宅用プロキシの場合は住宅向けのインターネット回線も考慮する必要があります。
住宅用のプロキシも簡単にバレることはある
一見万全のように思える住宅用プロキシですが、設置しているパソコンを調べたら簡単にバレます。
- 設定
- コマンドプロンプト
全くの素人だったら見つけるのは難しいかもしれませんが、設定画面は比較的見つけやすいです。
どうしてもプロキシ経由のインターネットを隠し通したい人は、第三者にパソコンを触れさせないことです。
パスワード設定をすれば比較的簡単にブロックできます。
プロキシ経由のインターネットを隠したい人が多い理由
素朴な疑問だと思いますが、プロキシ経由のインターネットを隠したい人が多いのは何故でしょうか?
プロキシのイメージが未だ悪いため
外国ではそうでもありませんが、日本国内ではプロキシのイメージは未だ悪いです。
そんなプロキシを使っていることが知られてしまえば、ビジネスの不利益になるかもしれません。
このようなケースでは徹頭徹尾プロキシ経由を隠し通す必要がありますが、住宅用プロキシの活用が一番簡単です。
住宅用プロキシを選ぶときは、IPアドレスが多い業者に注目しましょう。
わざわざ外部のプロキシサーバーを使うこと自体が胡散臭いと思う
少数派かもしれませんが、わざわざ外部に設置しているプロキシサーバーを使うこと自体に偏見がある人はいます。
これはプロキシサービス側の問題もあるのですが、私の知る限り有効な認知活動をしているプロキシ業者は極めて少ないです。

もしプロキシサーバー経由のインターネットが当たり前になれば、このような偏見はなくなるでしょう。
最近は大手のIT会社もプロキシを活用するようになっていますが、この流れが今後も続くことを願います。
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まとめ
プロキシ経由のインターネットについて解説しましたが、近い将来は建設的な議論テーマになるかもしれません。
そう思うのはプロキシ経由のインターネットには、さまざまなメリットがあるからです。
セキュリティ上のメリット、キャッシュが使えるメリットなどがありますが、これらを個別に実現するのはコストがかかりすぎです。
プロキシサーバーを使えば比較的安価に実現できるので、今後は隠蔽目的だけではなく、他の目的でプロキシサーバーを使うケースが増えてくるでしょう。
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