Bright DataのDATASETSはスクレイピングサービスですが、一般的なスクレイピングサービスではありません。ほぼクリック操作だけで、完結するサービスです。
クリック操作だけで完結するのは、テンプレート化されているからです。ユーザーはテンプレートを、クリックするだけです。
以前のDATASETSは外国のwebサービスが多かったですが、最近は日本のサービスも増えてきました。
本記事ではまったくの初心者を対象に、Bright DataのDATASETSを解説します。
目次
準備する
これからはステップbyステップで、DATASETSを解説します。
サイトを開きましょう
https://brightdata.com/products/datasets
先ずはDATASETSを開き、ざっくりでいいので下の方まで見てください。一番下までスクロールしても、さほど時間はかからないと思います。
全部英語で書かれていますが、この記事を読めば英語が解らなくても操作できるので安心してください。
日本語を選びましょう
DATASETSは多言語対応していますが、日本語も選択できます。画面上部の「EN」というところをクリックし、日本語を選んでください。一秒程度のタイムラグはありますが、画面は日本語に切り替わります。
DATASETSの詳細
日本語にしたらDATASETSの概略は解ると思いますが、ここでは噛み砕いて説明したいと思います。
DATASETSは至れり尽くせりのサービス
一般のスクレイピングサービスまたはスクレイピングツールは、自分で操作するのが基本です。そして取得したデータは、自分で分析する必要があります。
DATASETSは高度なテクノロジーを活用し、価値のあるデータだけ取得し、それらをまとめて顧客に提供します。
スクレイピングツールを使ったことがある人は解ると思いますが、スクレイピングしても不要なデータが混じることはあります。不要なデータは人力で削除する必要がありますが、ITツールに慣れていない人は非常に苦労すると思います。
不要なデータを削除するのは時間がかかるだけではなく、神経も磨り減ります。こんな面倒臭い作業も、DATASETSは代行してくれます。
有名なwebサービスを取り扱っている
DATASETSは有名なwebサービスを取り扱っています。一部を紹介します。
- Amazon
- ebay
- 楽天
- shopee
- コストコ
- walmart
DATASETSの素晴らしさは、時代を先取りするのが早いことです。
私がBright Dataを知った頃は楽天やshopeeは取り扱っていませんでしたが、いつの間にか取り扱うようになりました。
Bright Dataは顧客の意見を積極的に吸い上げてくれるので、リクエストを伝えたらDATASETSのラインナップに加えてくれると思います。
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DATASETSの利用方法
DATASETSの利用方法を解説します。
料金決定後に依頼を決める
DATASETSの料金体系はフレキシブルで、規模に応じた見積額を提示してくれます。
小規模サイトのスクレイピングなのに、Amazonと同じ料金を請求されたら不公平感がありますね。DATASETSは見積段階でフレキシブルに対応してくれるので、リクエストは遠慮なく伝えましょう。
見積依頼をしたからといって、注文を強制されることはありません。完全に納得してから依頼してください。
対象のwebサービスがテンプレートにあればテンプレートをクリック
DATASETSにはテンプレートがあり、テンプレートに目的のwebサービスがあればクリックするだけです。
クリックしたら、以下のフォームが立ち上がります。
全部英語で書かれていますが、氏名、国名、メールアドレスなどの基本情報を書くだけです。
メッセージ欄には必要なスクレイピングデータの詳細を書きますが、英語が苦手な人は単語だけ伝えたらいいと思います。
単語が解らない場合は、オンライン辞書を利用してください。
DATASETSはテンプレートにないwebサービスもスクレイピングしてくれるので、URLが解っていたら相談しましょう。
出力形式を選ぶ
DATASETSの出力形式は多様で、JSON、CSV、XLSXなどが選択できます。Excelにデータを落とし込む人は、CSVかXLSXを選択したらいいし、プログラミングでデータを使うのであれば、JSON形式を選べば便利です。
最適な出力形式が解らない人は、CSVファイルを選びましょう。CSVファイルは多くのソフトで読み込むことができます。
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DATASETSを利用するメリットとデメリット
DATASETSを利用するメリットとデメリットを解説します。
メリット
スタッフを雇う必要がない
DATASETSはすべてオンラインで完結するサービスなので、スタッフを雇う必要がありません。
スクレイピングできるスタッフは、簡単には見つかりません。
単純作業であれば安い日給でも人は集まりますが、スクレイピングは専門職なので、安い日給でスタッフを募集するのは難しいです。
基本的にプログラム知識が必要なので、一般の人では難しいです。
DATASETSを利用すれば、質の高いデータが期待できます。良質なデータを集めるのは経験が必要ですが、DATASETSのスタッフには十分な経験があります。
納期が早い
DATASETSには高度なテクノロジーがあり、テクノロジーを活かしたサービスは仕上がりが早いです。スクレイピングしたデータは何らかの目的で活用しますが、納期が遅いサービスだったら、活用するタイミングを逸する恐れがあります。
webサービスの種類にもよりますが、簡単なwebサービスだったら二日程度で仕上げてくれると思います。
短期間で仕上げてくれたら、データの活用方法について考える時間が十分に取れます。データは読み解くことが大切ですが、読み解くためにはある程度の時間が必要です。
DATASETSはフィルター処理もしてくれるので、データを絞り込むことができます。データを絞り込んでくれたら、整形作業が不要になるので大変助かると思います。
定期的に実行してくれる
価格情報のスクレイピングは、定期的に実行することが大切です。DATASETSにはスケジュール機能があり、顧客がリクエストした日時にスクレイピングしてくれます。
これは有意義な機能で、最新のデータが必要な人は大変助かると思います。
価格情報だけではなく、ランキング情報なども定期的にスクレイピングした方がいいです。
デメリット
機能面に関してはデメリットはありません。しかし小規模サイトに利用するのは、コスト的におすすめできません。
DATASETSは大規模サイトのスクレイピングと分析が得意なので、一人では手に負えないwebサービスを選びましょう。
Amazonのスクレイピングなどは一人では難しいですが、DATASETSに依頼すればかなり短期間で仕上げてくれます。
まとめ
Bright DataのDATASETSについて解説をしましたが、DATASETSを利用すれば専門家を雇う必要がなくなります。利用者はデータの活用方法だけ考えたらいいので、限られた時間を有効に活用することができます。
ビジネスはスピードが大切ですが、DATASETSはスピード化をアシストしてくれるサービスです。ビジネスでデータを活用する会社、外国の情報が必要な会社などは、是非ともDATASETSを利用してください。
サンプルを提供してくれるので、質を確かめることができますよ。
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