本記事でテーマにしているプロキシはプロキシカードのことですが、ことプロキシカードの公開に関しては注意点があります。
注意点を知らずにSNS等に公開すれば、後で後悔することがあるかもしれません。
昨今は著作権が声高に叫ばれるようになってきましたが、これは著作権を守る為には仕方がないことです。
本記事のタイトルには落とし穴が含まれていますが、プロキシ公開には若干の危険があるのは確かでしょう。
目次
プロキシを公開したら何故駄目なのか?
プロキシを公開したら駄目な理由を解説します。
コピープロキシに歯止めがかからなくなるから
中国や韓国はコピー大国ですが、中には日本のキャラクターグッズもあります。
プロキシもキャラクターグッズに属すると思いますが、コピーされたら格安のプロキシカードが市場に出回るようになります。
このような理由があるので、原作者や販売元はプロキシの公開に目を光らせているのです。
特定の違反行為が増える背景にはインターネットの影響がありますが、SNS等にプロキシを公開するのも犯罪を助長する行為です。
「インターネットで堂々と公開されているから、自分も公開して大丈夫だろう」と高をくくっている人はいますが、プロキシ公開は著作権法に抵触する恐れがあるので、安易に公開すべきではありません。
宣伝費が無駄になる
コピープロキシが幅を利かせるようになると、やがてプロキシカードを販売する人が出てきます。
そうなれば、公式サイトのプロキシカードが売れなくなります。
公式サイトのプロキシカードは完成・普及させる迄に、相当な費用を費やしています。
原作者に支払うお金、宣伝するお金etc
そんな大金をかけたプロキシカードが、コピーされたらたまったものではありません。
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どうしてもプロキシ公開したい人は会員サイトで公開
どうしてもプロキシ公開したい人は、会員サイトで公開するのが賢明です。会員サイトを簡単に構築する方法を解説します。
Googleドキュメントを利用する
Googleドキュメントは、アクセスできる人を限定することができます。
プログラミングの知識はまったく必要なく、ただ公開範囲を指定するだけです。
また編集権の規制も可能なので、サイトを編集されたくない運営者は助かると思います。
Googleドキュメントは完全無料で利用できるので、自信を持って一押しします。
パスワード制限を利用
レンタルサーバーの中には、簡単にパスワード制限が利用できるものがあります。
ユーザー名とパスワードを入力するだけなので、ITリテラシーのない人でも問題はありません。
本格的なサイトはデータベースを利用してパスワード認証をしていることが多いですが、限られた人だけが閲覧する会員サイトでは、複雑なパスワード認証は必要ないでしょう。
より安全にするには定期的にパスワードを変更するのがいいですが、一部のレンタルサーバーはパスワードの変更も簡単です。
プロキシサーバーを利用
最近のプロキシサーバーの中には、パスワード機能を有しているものがあります。
レンタルサーバーのパスワード制限ほど簡単ではありませんが、より強固であるのは確かです。
ITリテラシーのない人は最初は取っつきにくいかもしれませんが、プロキシサーバーのさまざまなメリットを考えたら、導入する価値はあるのではないでしょうか。
SNSを利用
SNSの中には公開制限できるものがあり、そのようなSNSを利用すれば、外部の人は見えません。
外部から見えなかったら通報される心配がないので、仲間内だけで存分にプロキシカードが閲覧できます。
ただSNSは急に廃止される可能性があるので、永久に使いたい人には、お勧めできません。
プロキシ公開したらどのような罰則を受けるのか?
無断でプロキシ公開したら、どのような罰則を受けるのかを見ます。
著作権法をチェック
著作権法の詳細を解説しているサイトにあたりましたが、著作権に触れる行為をした場合は、民事上の請求、刑事上の罰則を覚悟した方がいいでしょう。
刑事罰の量刑はケースバイケースですが、最悪の場合は2年以下の懲役若しくは200万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
最近は著作権が声高に叫ばれている世の中なので、安易にプロキシ公開するのは控えた方が無難です。
昔であったら許されたかもしれませんが、昨今は何らかの請求と何らかの罰則を受ける可能性が高いです。
特に販売目的の場合は注意
単に公開するだけであれば重い罰則は受けないかもしれませんが、販売目的での公開は重い罰則を受ける可能性が高いです。
コピー商品が世に出回ったら公式ページの商品が売れなくなりますが、これは運営者や原作者にとって大きな痛手です。
運営者は売るために広告を打っているし、原作者は夜を徹して創作活動をしていたでしょう。
そのようなプロキシカードを公開するのは、モラルに反する行為です。
公開したいけど公開が不安な方は、販売所に一度相談してください。
プロキシ公開の楽しみとは?
プロキシ公開の楽しみについて解説をしますが、パスワード制限をかけて身内だけで閲覧することを前提にしています。
親交が深まる
プロキシ公開したら仲間内だけで楽しむことができますが、閲覧した人はなんだか得した気分になるのではないでしょうか。
インターネットには限定公開の記事がありますが、その記事の内容がよければ得をした気分になります。
プロキシ公開も同じことです。
どのようなプロキシカードになったのか?
それはマニアであれば誰もが知りたいことでしょう。
イラストの腕が分かる
プロキシ公開した人の作品がオリジナルの場合は、イラスト作成の腕が分かります。
プロキシカードのイラストを描くのは非常に楽しいことですが、ユニークなキャラであればあるほど、閲覧者は楽しい気持ちになるでしょう。(制作者も楽しい気持ちになりますが・・・)
ヘタウマなキャラであっても問題はありません。
ヘタウマでも、ユニークなキャラを表現することは可能です。
中途半端な腕前しかない人はトレースが便利
イラストを描くのは好きだけど、中途半端な腕前なので突っ込みどころ満載の作品になる可能性が高いので怖い・・・
このような人は、トレースから始めたらいいと思います。
トレースは写真やイラストをなぞる手法ですが、イラスト上達に役立つ練習法です。
ただ写真をそっくり真似をするのはモラル的に駄目なので、ある程度の輪郭をなぞった後は、線を増やしたり皺を付け加えたりしましょう。
トレースした絵を加工すれば、立派なオリジナル作品になりますよ。
一度お試しください。
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オリジナル作品がたまったらプロキシサーバーを利用しよう
オリジナル作品がたまったら、プロキシサーバーを利用することをお勧めします。
大量の画像をブラウザに表示しようとしたらタイムラグが発生しやすいですが、プロキシサーバーのキャッシュ機能を利用したら表示が速いです。
プロキシサーバーのキャッシュ機能は基本的にブラウザのキャッシュ機能と仕組みは同じですが、プロキシサーバーのキャッシュ領域の方が容量は大きいです。
プロキシサーバーによっては、キャッシュ領域の調節もできます。
まとめ
プロキシ公開の落とし穴をテーマに解説をしましたが、何度も言うように著作権が声高に叫ばれている昨今は、公開するリスクを知っておいた方がいいです。
「公開する方は、たかがプロキシカードじゃないか!」と言うかも知れませんが、著作権を侵害された人はそうは思わないでしょう。
結論になりますが、プロキシカードで遊ぶ時は身内だけで遊ぶ、そして公開する時は外部からアクセスできないようにする・・・
これが無難な方法だと思います。
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