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プロキシサーバーのipアドレスを確認するシーンはある
プロキシサーバーの管理なんて、担当に任せておけばいい・・・こう思う人が大半だと思います。ましてやipアドレスなんて聞いたことがないので、確認するのが怖い・・
このような思いを抱くのは当然のことですが、IT部門のスタッフはいつ自分にお鉢が回ってくるかわかりません。担当者が急に退職したり、病気で長期休暇を取ることはあり得る話です。
そんな状況になったら、誰かが代わりを務めなくてはいけません。本記事では、プロキシサーバーのipアドレスを確認する方法を紹介します。。
プロキシサーバーのipアドレスを確認する方法
プロキシサーバーのipアドレスを確認するには、設定画面を見ることです。設定画面はデバイスによって異なります。
Windows10でプロキシサーバーのipアドレスを確認する
- 設定アプリを開く
- ネットワークとインターネットを開く
- 左側下にあるプロキシを開く
- アドレスの欄を見る
アドレスの欄が数字のみだったらipアドレスですが、数字ではなくURLを指定していることもあります。その場合は調べなければいけませんが、以下のサービスが便利です。
https://www.cman.jp/network/support/ip.html
コマンドプロンプトでも確認できる
プロキシ設定は、Windowsのコマンドプロンプトでも確認できます。
- コマンドプロンプトを立ち上げる
- netshと入力
- winhttpと入力
- show proxyと入力
これで現在のプロキシ設定が表示されますが、プロキシサーバーを使っていない場合は「プロキシサーバーなし」と表示されます。
プロキシサーバーとipアドレスの詳細
クライアント側でプロキシサーバーのipアドレスを確認する方法を解説しましたが、そもそもプロキシサーバーのipアドレスとは何でしょうか?以下では詳しく見ます。
ipアドレスはプロバイダから付与されたもの
インターネットをするときは、インターネット回線が必要です。インターネット回線は異なる機器にアクセスしますが、お互いを認識できる重複していない情報が必要です。
ipアドレスはお互いを認識するために存在しており、ネットワーク監視カメラなどでも利用されています。
IPv4のipアドレスとIPv6のipアドレスがありますが、IPv6のipアドレスはIPv4のipアドレスよりも物理的にスケールが大きいです。一時期ipアドレスの枯渇問題が騒がれていましたが、IPv6の登場で騒ぎは収まったようです。
クライアントパソコンにipアドレスがあるように、プロキシサーバーのパソコンにもipアドレスはあります。
なぜプロキシサーバーのipアドレスを確認する必要があるのか?
本来一度設定したら、プロキシサーバーのipアドレスは確認する必要がありません。しかし設定しても正常に作動しない場合は、ipアドレスかポート番号が間違っている可能性があります。その場合は確認が必要です。
プロキシサーバーのipアドレスとポート番号は契約後に教えてもらえますが、できたらコピーして設定画面にペーストした方が良いと思います。筆者の経験ですが大文字と小文字を間違えただけで、正常に作動しなかったことがあります。
ポート番号は通信の送受信口で、通信システムには必ず指定が必要です。
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プロキシサーバー契約後にするべきこと
これからはプロキシサーバー契約後に、するべきことを紹介します。いずれも基本的なことですが、忘れたら後悔するかもしれません。
プロキシサーバーのipアドレスとポート番号は紙に印刷する
プロキシサーバーからもらったipアドレスとポート番号を、パソコン内に保存する人はいると思いますが、保存しているパソコンが突然故障したら大変です。そうなれば正しいipアドレスとポート番号は、誰もわかりません。
別のパソコンでプロキシサーバーに接続するときも、正しいipアドレスとポート番号を指定する必要があります。
用心深い人はwebサービスのIDとパスワードも紙に印刷していますが、転ばぬ先の杖だと思います。紙も紛失する可能性はありますが、紙はパソコンのように突然故障することはありません。
プロキシサーバーの障害情報を確認する
何もなくても、プロキシサーバーの障害情報に目を通すのは大切なことです。早い段階で確認できたら早めに対応できますが、深夜帯に障害に気付いても遅いです。急いでプロキシサーバーに連絡しても、サポート時間外の可能性が高いです。
プロキシサーバーによっては障害情報をホームページに記載していない可能性がありますが、記載していない場合は、一度コマンドプロンプトでプロキシサーバーにアクセスしましょう。
その際はプロキシサーバーのipアドレスをコマンドプロンプト画面に打ち込みますが、通信ができなければプロキシサーバーの障害を疑った方が良いです。プロキシサーバーには多くの人がアクセスするので、突然ダウンする可能性は常にあります。
他の社員が設定を編集できないようにする
社員の中には好奇心で、プロキシサーバーの設定をいじる人がいるかもしれません。この問題を回避するには、管理者以外のパソコンをグレーアウト化することです。グレーアウト状態にすれば、他の社員は自分のパソコンから、プロキシサーバーの設定をいじることはできません。
グレーアウトする方法は、下記の記事を参考にしてください。グレーアウトをテーマにした記事です。
特にLANを組んでいる会社の管理者は、グレーアウト化するのは大切だと思います。社員は好奇心で設定をいじったけど、戻し方がわからないので知らんぷりするケースはあると思います。プロキシサーバーの管理者は、このようなことまで考えなくてはいけません。
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プロキシサーバーに日本語がわかる人がいたら安心
プロキシサーバーに、日本語がわかる人がいたら安心です。プロキシサーバーの多くは外国にあるため、日本語が通用しないことが多いです。プロキシの設定ぐらいであれば外国語の知識は不要かもしれませんが、何かトラブルが発生したときは英語で聞かなくてはいけません。
英語で説明できる語学力があれば問題はないですが、そのような人はさほど多くはないでしょう。このような問題点があるので、プロキシサーバーと契約するときは、日本人が通じるプロキシサーバーを選びましょう。
一般的に外国のプロキシサーバーのスタッフは日本語を話しませんが、Bright Dataには日本語を話せるスタッフがいます。こちらから申し込んでくれた人だけですが、日本人スタッフ付きのプランをご紹介します。日本人スタッフがいる安心感は大きいですよ。
Bright Dataはこんなプロキシサーバーです
Bright Dataは外国のプロキシサーバーですが、さまざまな特徴があります。以下ではBright Dataの特徴を紹介します。
世界10ヶ国にデータセンターがある
プロキシサーバーが外国のipアドレスを保有しているのは珍しいことではありませんが、Bright Dataは世界10ヶ国にデータセンターがあり、データーセンターがある国のipアドレスは自由に使えます。
データセンターがある国は以下です。
- アメリカ
- イギリス
- ドイツ
- イタリア
- フランス
- カナダ
- スペイン
- ロシア
- 日本
- 韓国
たかが外国のipアドレスと言う人がいるかもしれませんが、自力で外国のipアドレスを使おうと思ったら大変です。外国に支店がある会社であれば取得は簡単かもしれませんが、外国に支店がある会社は多くはないでしょう。Bright Dataと契約すれば、手間なく外国のipアドレスが使えます。
外国のipアドレスが使えたら有利
Bright Dataは外国のipアドレスが使えますが、外国のipアドレスが使えたらどのようなメリットがあるのでしょうか?webサーバーの管理者はアクセス者のipアドレスを知ることができますが、異常に国外からのアクセスが多かったらどう思うでしょうか?
何かスパイ活動をしているのではないか?こう思っても不思議ではありません。神経質な管理者であれば、該当のipアドレスをブロックすると思います。
現地のipアドレスであれば、さほど不審には思わないでしょう。
また外国のサイトの中には、最初から国外からのアクセスを禁止しているところがあります。そのようなサイトを閲覧するには、現地のipアドレスに乗り換えるしかありません。
クローラがある
Bright Dataにはクローラがありますが、クローラを使えばインターネット上の情報を効率的に収集できます。キーワードをセットするだけで、必要な情報が短時間で収集できるのは便利ですよ。このようなシステムはスクレイピングといいますが、Bright Dataのクローラを活用すれば、プログラム不要でスクレイピングが実現します。
Bright Dataのクローラを使うだけでも、Bright Dataと契約する価値はあると思います。今後クローラが、情報収集の中核技術になるのは間違えないでしょう。
スクレイピングが役立つ業種
スクレイピングが役立つ業種には以下があります。
- 外国をマーケットにしている
- 隠れたヒット商品を探している
- SEO対策会社
スクレイピングは今話題になっていますが、近い将来スクレイピングが当たり前のように使われる時代が来ると思います。Bright Dataのクローラを使えば、契約後直ぐにスクレイピングが実行できます。
まとめ
プロキシサーバーのipアドレスを確認する方法と意味を解説しましたが、IT部門にいる人は覚える価値があると思います。プロキシサーバーのipアドレスの確認は難しくないので、機会があれば是非試してください。
プロキシサーバーを選ぶときは、是非ともBright Dataを候補に入れてほしいと思います。Bright Dataは世界的なプロキシサーバーで、世界の有名企業も使っています。
決済はクレジットカードとPayPalが使えるので、日本からでも気楽に契約できます。まず試したい人は、一ヶ月契約から始めてください。きっと気に入ると思います。
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