スクレイピングで画像urlを取得するのは難しくありません。画像を表示させるタグは昔からありますが複雑ではないので、スクレイピングすれば難なく取得できます。
しかし画像urlを取得するメリットについては、あまり知られていないと思います。本記事では、画像urlを取得するメリットについて解説したいと思います。
まったくの初心者が対象なので、極力難解な言葉ではなく、平たい言葉で解説したいと思います。
目次
画像urlの整理
画像urlを解説する前に、urlについて解説したいと思います。urlはパソコンでインターネットをするときも、スマートフォンでインターネットをするときも必要です。
通常のブラウザでは一番上に表示されることが多いですが、「https」または「http」から始まるのが通例です。
「それならば見たことがあるわ」と思う人もいるでしょう。
urlは意味のない言葉の羅列ではなく、インターネット上の住所を表しています。画像urlも同じで、画像の住所を表しています。
画像urlを知る方法
画像urlを知るのは簡単です。対象の画像上で右クリックをし、画像アドレスをコピーするだけです。中には右クリックしてもコピーできないサイトがありますが、サイトに表示されている画像には必ずアドレスがあります。
画像をディレクトリ(フォルダー)に置いている場合は、ディレクトリ名も画像urlに含まれるのが一般的です。
画像urlをスクレイピングするメリット
これからは画像urlを、スクレイピングするメリットを解説します。
画像urlを一括で取得できる
ビッグサイトの画像urlをスクレイピングすれば、多くの画像のアドレスが短時間で解ります。人力でも右クリックしたら画像urlは解りますが、あまりにも画像が多い場合は膨大な時間がかかります。
スクレイピングで画像urlを取得するときは、「img src=」というタグを指定したら取得しやすいです。ただサイトによっては違うタグを使っているケースがあるので、最初にどのようなタグが使われているのかを知ることが大切です。
画像urlを取得した後はループ処理でダウンロード
これから解説することはプログラミング知識がなければ実行できませんが、取得した画像urlの画像を短時間でダウンロードすることも可能です。
プログラミングでダウンロードさせるときは画像urlを配列に格納しますが、配列に格納した後はループ処理で各画像urlにアクセスするだけです。
アクセスした画像を自動的にダウンロードさせることも可能ですが、詳細は専門サイトで研究してください。
画像サイトを構築しやすくなる
スクレイピングを介して画像を一括ダウンロードしたら、効率的に画像サイトが構築しやすくなります。画像サイトの例は後ほど紹介しますが、今はスマートフォンでもパソコンでも、気楽に画像が閲覧できる時代です。
画像サイトのよいところは、一目で閲覧者を魅了させることができる点です。文章でも閲覧者を魅了させることは可能ですが、キャッチコピーセンスがない人は実現が難しいです。
画像サイトアイディア集
これからは画像サイトのアイディア集を解説します。画像サイトを構築したい人は、参考にしてください。
会員制の旅行サイト
旅行好きの友達と、旅行先について語り合うのは楽しいものです。旅行先の画像があれば、尚更楽しいでしょう。
会員制の旅行サイトがあれば、仲間内だけで旅行先の画像をネタに語り合うことができます。会員制のサイトの構築は、Wordpressを使えば難しくありません。
WordPressには会員制のサイトを構築するためのプラグインがあるので、瞬く間に会員制のサイトは構築できます。
WordPressを利用すれば、コメントも自由にできます。Wordpressは多くのレンタルサーバーが取り扱っているので、探すのは難しくありません。
素材サイト
著作権の問題をクリアすることが大前提ですが、スクレイピングで大量の画像を取得したら、画像の素材サイトが構築できます。
画像素材サイトの利用者は多いです。私も仕事柄多くの画像素材サイトを使いますが、ストックの多い画像素材サイトがあれば助かります。
画像素材サイトを作るときは少しばかりのプログラミング知識が必要ですが、少し勉強すれば十分に構築できると思います。
画像当てクイズ
多くの画像があれば、画像当てゲームが構築できます。最初に画像を表示し当てるクイズですが、仲の良い友達と遊べば楽しいでしょう。
あらかじめ画像と答えを紐付ける作業が必要ですが、データベースを活用すれば簡単だと思います。それから画像はランダムに表示した方が面白いですが、プログラミングで乱数を発生させれば簡単に実現できます。
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画像サイトをスクレイピングする際の注意点
画像サイトをスクレイピングする際の、注意点を解説します。
著作権に気を付ける
最近はweb上の記事や画像の著作権を、主張する人や企業が増えてきました。法律でも罰則規定があります。
このような事情があるので、画像urlをスクレイピングしダウンロードする際は、運営者の許可を取ってください。
運営者と連絡が取れない場合は、スクレイピングしない方が無難です。著作権がらみの裁判も発生しているので、軽い気持ちでスクレイピングしたら後悔する可能性があります。
負荷に気を付ける
画像urlをスクレイピングすれば、サイトに負荷がかかる可能性があります。小規模なサイトであれば問題はないと思いますが、マンモスサイトであればスクレイピングに時間がかかるので、ほぼ間違えなく負荷はかかると思います。
このような事情があるので、スクレイピングする際は、時間帯に気を配りましょう。休日や土曜日はもちろんのこと、閲覧者が多い日中もスクレイピングしない方がいいです。
可能であれば閲覧者が少ない深夜帯に、スクレイピングしてください。深夜に起きるのがつらい人は、スケジュール機能があるスクレイピングツールをおすすめします。
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画像urlをスクレイピングする前の準備
画像urlをスクレイピングする前に、どのようなタグが使われているのかを確かめることが大切です。一般的には「img src=”画像名”」のタグが使われていますが、中には別のタグを使っているケースもあります。
どのようなタグを使っているのかはソースを見て判断するしかありませんが、ソースを解読するにはHTML、CSS、Javaスクリプトの知識が必要です。
これらの書式と言語を学ぶために、学校に行く必要はありません。インターネット上には多くの解説サイトがあるので、自分に合った解説サイトを利用してください。
スクレイピングツールはタグが簡単に指定できるもの
画像urlをスクレイピングツールで取得するときは、タグが簡単に指定できるものがいいと思います。中には選択するだけで、自動的にタグを検知してくれるものもあります。
本格的なスクレイピングサービスはタグが簡単に指定できるものが多いだけではなく、スケジュール機能も兼ね備えたものが多いです。
スケジュール機能は深夜帯にスクレイピングするときに活躍するので、予算に余裕がある人は、是非とも本格的なスクレイピングサービスを使ってください。
まとめ
スクレイピングで画像urlを取得し活用する方法を解説しましたが、本格的なスクレイピングツールを使えば、画像urlの取得は簡単です。
しかし一からプログラミングしようと思えば手間暇がかかります。
今は優れたスクレイピングツールが多いので、一からプログラミングする必要はありません。それよりは、画像urlの活用方法について考え抜いた方がいいでしょう。
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