windows10からでもプロキシ接続は可能ですが、いざプロキシ情報を確認しようと思っても、どこにあるのか見当が付かない人はいるでしょう。
本記事ではwindows10でのプロキシ確認の方法を幅広く紹介します。
また豆知識的な情報も併せて紹介します。
windows10でのプロキシ接続は、今後も増えると思われるので、知っておいて損はないでしょう。
目次
プロキシ接続はデバイスの種類を選ばない
プロキシ接続と聞くと特別な環境が必要なのではないかと思う人がいるかもしれませんが、実はインターネットにさえ繋がっていたら基本的に接続できます。
プロキシ接続に特別な環境が必要ない理由
プロキシ接続の意味はプロキシサーバーに接続することですが、プロキシサーバーは外部にあります。
サーバーといえばレンタルサーバーを思い浮かべる人が多いと思いますが、プロキシサーバーはレンタルサーバーと違い、身元を隠すためのサーバーです。

それでもレンタルサーバーと同じく、インターネット回線に繋がっていなかったら、一般ユーザーは利用できません。
一般ユーザーのパソコンがインターネットに繋がっていて、プロキシサーバーもインターネットに繋がっていたら、一般ユーザーは特別な環境を用意する必要はありません。
スマートフォンからでも利用できる
プロキシサーバーはスマートフォンからでも利用できます。
スマートフォンはキャリアの電波でインターネットができるからです。
もしインターネットゲーム機にプロキシ接続の項目があったら、インターネットゲーム機からでもプロキシサーバーに接続するのは可能です。
特別な環境が不要で、場所を選ばずに利用できるプロキシサーバーは本当に便利ですね。
windows10でプロキシを利用するメリット
windows10でプロキシを利用するメリットを考察します。
使い慣れているOSなので操作に迷わない
別にwindows10にこだわる必要はありませんが、一般ユーザーはWindowsパソコンかMacパソコンを使ったことがあるでしょう。
ふだんから使い慣れているOSなので、プロキシ接続もプロキシの編集内容を確認するのも難しくはありません。
月並みかもしれませんが、これがwindows10でプロキシを利用する最大のメリットです。
コマンドプロンプトが使えるのもメリット
一般ユーザーはコマンドプロンプトを使う機会が少ないと思いますが、コマンドプロンプトからもwindows10のプロキシ情報は確認できます。
利便性という点ではGUIページですが、より詳細に知りたい人はコマンドプロンプトから確認してもいいでしょう。
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windows10でプロキシ確認する方法
windows10でプロキシ確認する方法を紹介しますが、方法は一つではありません。
OSの設定から確認する
- デスクトップ画面の検索機能を活用し設定画面を呼び出す
- 「ネットワークとインターネット」をクリック
- 左側にある「プロキシ」の文字をクリック
- プロキシのアドレス情報やポート情報を確認する
GoogleのchromeやMicrosoftのEdgeはOSの設定画面を利用しているので、ブラウザから上記の操作を行うことも可能です。
Firefoxは独自の設定画面
- Firefoxを立ち上げる
- 右上にある横三本線を選択
- 設定をクリック
- 下にある「ネットワーク設定」にある「接続設定」をクリック
- プロキシのアドレスやポートを確認する
コマンドプロンプトから確認
- デスクトップ画面の検索機能を活用し、コマンドプロンプトを呼び出す
- netshと打ち込みEnter
- winhttpと打ち込みEnter
- show proxyと打ち込みEnter
プロキシを活用していない場合は、現在のWinHTTP プロキシ設定:直接アクセス (プロキシ サーバーなし)と返ってきます。
プロキシを活用している場合は、プロキシ設定の情報が表示されます。
プロキシ設定を確認する意味は?
プロキシ設定を確認する意味について考えます。
プロキシが正常に作動しない
プロキシが正常に作動しない時は、プロキシ設定を確認しましょう。
どの方法でも構いませんが、慣れていない人はOSまたはブラウザの設定画面から確認した方が心理的に楽です。
最初から作動しない場合は設定内容が間違っている可能性が高いので、アドレスを一字一句確かめるのがいいでしょう。

一番確実な方法はプロキシサービス業者から提供してもらった内容を、コピー&ペーストすることです。
英数字には混同しやすいものが結構多く、私も何度か見間違えた経験があります。
プロキシ設定が正しいのにプロキシが作動しない時の対処法
プロキシ設定は正しいのにプロキシが正常に作動しない時は、プロキシサービス側のメンテナンス情報を確かめましょう。
プロキシサーバーもメンテナンスが必要なため、年に何回かはメンテナンスを実施することがあります。
公式ページが英語の場合は確認するときに面倒臭いものですが、maintenanceの文字を見つけるだけで、メンテナンスを実施するのだと察することができます。
メンテナンス情報がないのにプロキシが正常に作動しない場合は、サポートに問い合わせましょう。
英語が得意な方は自由に書いても構いませんが、苦手な人は多くを書かず、「 won’t work」と書くだけでも、サービス業者は察して何らかの対応をしてくれるでしょう。
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プロキシサービスを選ぶ際は障害の頻度にも注目
頻繁にプロキシサーバーがメンテナンスするのは困ったものです。
頻繁にメンテナンスをすればプロキシをビジネスで活用しにくくなるので、選ぶときは障害に強いプロキシサービスを検討しましょう。
インフラが整っている
いくらプログラミングを駆使してもインフラが整っていなくては、大多数の利用者が快適に使えるサービスにはなりません。
大多数の利用者が快適に使えるようにするには、インフラを整備するしかありません。
インフラといっても幅広いです。
- プロキシサーバーの容量
- インターネット回線が太い
- 複数のプロキシサーバーを有している
条件を満たしているプロキシサーバー業者は多そうですが、実はさほど多くはありません。
プロキシサービスによっては、数台しかプロキシサーバーを用意していないこともあります。
障害からの復旧が早い
障害からの復旧が早いことも大切です。
復旧を早くするには条件があります。
- 24時間有人監視をしている
- 違うプロキシサーバーに直ぐに移行できる仕組みがある
- 技術力+経験

レンタルサーバーなどは結構障害が多いですが、復旧が早いサービス業者は上記の条件を満たしています。
プロキシサーバーもレンタルサーバーも、運営するのは大変なことですが、歴史が長く利用者が多いサービス業者は必ず上記の条件を満たしています。
サポートの返信が早い
プロキシサーバーが正常に作動しないときはイライラしがちですが、サポートの返信が早ければ気持ちが落ち着きやすいです。
プロキシサーバーと契約すればサポートしてもらうことが多いと思いますが、少人数で運営しているサービスの場合、サポートが遅れがちになります。
そうならないためには、規模の大きいプロキシサービスと契約するべきです。
まとめ
「windows10のプロキシ確認 」をテーマに解説しましたが、将来的にはwindows10もしくは後に続くOSでも、プロキシ接続するケースが増えると予想されます。
根拠は現代のビジネスには情報が大切だからですが、情報をこっそり効率的に収集するには、プロキシサービスを使うのが一番です。
プロキシサービスによっては情報を効率的に収集するスクレイピングサービスも提供していますが、そのようなサービスを利用すると、結果的にコストを抑えることができます。
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