プロキシ設定を変更する方法は一つではなく、複数存在します。
どの変更方法が便利なのかは人によって異なりますが、変更方法自体が分からない人は、まずは変更方法を知ることが大切です。
本記事ではプロキシ設定の変更方法を解説すると共に、便利な変更方法についても考察します。
プロキシ設定は難しくはありませんが、変更方法について学べば、より便利にプロキシと付き合っていくことができるようになるでしょう。
目次
プロキシ設定を変更する理由
プロキシ設定を変更する理由を解説します。
接続するプロキシサーバーが変更になった場合
接続するプロキシサーバーが変更になった場合は、プロキシサーバーのアドレスとポート番号を変更する必要があります。
いずれもプロキシサーバーから情報が提供されるので、そのままコピー&ペーストしたらいいでしょう。
プロキシサーバーのアドレスとはプロキシサーバーのインターネット上のアドレスで、ポートとは通信の出入り口のことです。
通信番号はいろいろありますが、プロキシ接続するときは80番を使うことが多いです。
例外設定を変更する場合
プロキシ設定には例外設定がありますが、例外設定のドメイン等を変更するときも、プロキシ設定を変更しなければいけません。
通常例外設定はあまり使いませんが、プロキシ接続と通常の接続を区分けするときは、例外設定をした方が便利です。
chromeブラウザの例外設定は「次のエントリで始まるアドレス以外にプロキシサーバーを使います。」の欄を編集します。
いくつもの例外アドレスを指定するときは面倒臭いですが、基本的には「;」で区切るだけなので、Excelで管理したら便利かもしれません。
プロキシを一時的にオフにする場合
プロキシを一時的にオフにする場合も、プロキシ設定を変更する必要があります。
スライドバーでオンとオフを切り替えるだけなので、面倒臭い作業は一切ありません。
オンとオフの切り替えには「自動プロキシセットアップ」と「手動プロキシセットアップ」がありますが、使用している方のセットアップのスライドバーで切り替えるだけです。
イントラネットで使う場合
イントラネットでプロキシを使う場合も、プロキシ設定の変更は必要です。
「ローカル (イントラネット)のアドレスにはプロキシサーバーを使わない」にチェック入れるだけなので簡単です。
逆に使わないときは、チェックを外すだけです。
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プロキシ設定を変更する方法
プロキシ設定を変更する方法を解説します。
ブラウザの設定から変更する
ブラウザの設定から変更するのが一番簡単ですが、ブラウザによって編集方法は多少異なることがあります。
それでも基本的にはプロキシサーバーのアドレスとポートが分かっていれば問題はないので、難しく考える必要はありません。
例外設定に関しても基本的な考え方は同じなので、説明をよく読めばかならず実行できるでしょう。
切り替えができるソフトを使う
フリーソフトの中にはプロキシを簡単にオンとオフにできるものがありますが、頻繁に切り替える人は非常に便利です。
ソフトがあれば瞬時にオンとオフの切り替えが可能になるので、ITリテラシーがない人も使えるでしょう。
探す時はVectorや窓の杜で探したらいいと思いますが、外国のフリーソフトの中にも便利なものはあるかもしれないので、英語が苦手でない人は外国のサイトからも探したらいいでしょう。
ユーザーごとに設定する
ユーザーごとにプロキシ設定をすれば、プロキシのオンとオフを切り替える必要はありません。
ただユーザーそのものの切り替えを忘れたら意味がないので、どのユーザーでログインしているのかしっかり確かめることが大切です。
ユーザーごとに切り替えるのが面倒臭い人は、二台パソコンを用意し、一台をプロキシサーバー用に使ってもいいでしょう。
マルチブートを試してもいいと思いますが、昔と違い今は構築環境が充実してきたので、メチャクチャ難しくはないです。
多くのIPアドレスがあった方が有利
プロキシ設定をするのはプロキシサーバーに接続するためですが、多くのIPアドレスを有しているプロキシサーバーを使った方が有利です。
プロキシサーバーのIPアドレスがブロックされたら意味がない
プロキシ接続する最大の目的は身元を隠蔽することですが、プロキシサーバーのIPアドレスだからといって安心はできません。
プロキシサーバーのIPアドレスだと気付かれなくても、何回も同じIPアドレスからアクセスがあったら不気味さを感じるでしょう。
最悪の場合はブロックされますが、ブロックされたらそのプロキシサーバーのIPアドレスからは、ブロックされたwebサイトにアクセスすることはできません。
大手のプロキシサーバー業者は多くのIPアドレスを有している
大手のプロキシサーバー業者は多くのIPアドレスを有しているので、一つのIPアドレスがブロックされても過度に心配することはありません。
コントロールパネルから簡単にIPアドレスを変更することができるので、ブロックをかいくぐることは非常に簡単です。
大手のプロキシサーバー業者には多くの利用者がいるため、有しているIPアドレスの数は膨大です。
プロキシサーバー業者の中には零細企業もありますが、そのような業者が所持しているIPアドレスは非常に少ないです。
海外のwebサービスにアクセスするときに便利
海外のYouTubeを視聴する人は分かると思いますが、住んでいる地域によって視聴できないことがあります。
運営側はアカウント情報を参考に視聴許可を出していると思われますが、IPアドレスを参照している可能性もあります。
この壁を越えるにはプロフィール設定を変えると共に(必要なケースだけ)、IPアドレスも現地のものに乗り換える必要があります。
大手のプロキシサーバーは外国のIPアドレスも多く有しているので、乗り換えるのはさほど難しくはありません。
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信頼の置けるプロキシサーバー業者と契約するのが一番
いくら多くのIPアドレスを有していても、信頼の置けないプロキシサーバー業者とは契約するべきではありません。
一部のプロキシサーバー業者の中には怪しい業者が混じっており、それらの業者と契約を交わせば、個人情報が流出する可能性があります。
これはプロキシサーバー側にも問題がありますが、利用者側にも問題はあります。
昔はプロキシサーバー業者自体が少なかったので怪しそうな業者でも契約することがありましたが、今は時代が変わり選択肢が増えてきました。
信頼の置けるプロキシサーバー業者を判断する方法
信頼の置けるプロキシサーバー業者を判断するときは、契約している顧客を見るのが確実です。
有名企業も契約しているのであれば、まずは安心です。
ただ使い勝手の問題があるので、無料期間があれば一度試してみましょう。
無料期間中でも不明点は遠慮なく聞いてください。
無料体験中にも関わらず丁寧に返信してくれる業者は、信頼の置ける業者です。
まとめ
プロキシ設定の変更をテーマに解説しましたが、変更方法は一つではないことが分かりました。
変更方法を選ぶときは、使いやすさを第一に考えてください。
使いやすい方法であれば、切り替えにさほど面倒さを感じることはありません。
プロキシ設定をする前にプロキシサーバーと契約する必要がありますが、以下のサービスは信頼が置けるので是非とも検討してください。
世界の有名企業も使っているので、品質は間違えありません。
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