プロキシ接続は老舗のfirefoxでも可能ですが、設定次第では毎回パスワードを求められることがあります。
パスワードが求められるのはfirefoxの仕様ですが、毎回パスワードを入力しないで済む方法もあります。
本記事ではfirefoxでプロキシ接続する際に、毎回パスワードを入力しないで済む方法を解説すると共に、パスワードの意義についても解説します。
firefoxのプロキシ設定はchromeやEdgeとは若干異なりますが、基本的には同じです。
それでも初めて接続する人のために、接続方法についてもサラリと触れたいと思います。
目次
firefoxでプロキシ接続する方法
firefoxでプロキシ接続する方法について解説しますが、初めての方は実際にfirefoxを開いて操作した方が分かりやすいと思います。
まずは設定画面を開く
firefoxの設定画面を開きますが、最初は右上の横三本線をクリックします。
すると設定という項目が見えるのでクリックしてください。
設定画面を開くと、プロキシ接続の設定ができるページが表示されます。
ネットワーク設定を探す
一般タブの一番下にネットワークという項目がありますが、項目内に「接続設定」という文字が見えるのでクリックしてください。
クリックすると下記のフォームが開きます。
手動でプロキシーを設定する→HTTP プロキシーまたはHTTPS プロキシー内に、プロキシサーバー業者から教えてもらったアドレスを入力します。
右横にあるポートにはポート番号を入力します。
最後は「パスワードを保存してある場合は認証を確認しない」にチェックを入れますが、チェックを入れないと毎回パスワードが求められることになります。
パスワードの自動入力を有効にするにはどうすればいい?
パスワードの自動入力を有効にすれば便利です。
設定画面からパスワードをクリック
同じく横三本線をクリックしてから、パスワードをクリックします。
すると各サイトのログイン情報の詳細が表示されますが、今回は画面右上にある「・・・」をクリックしてから、オプションをクリックします。
するとパスワードという項目が見えるので、「自動的にユーザー名とパスワードを入力する」にチェックを入れます。
例外設定も可能
firefoxではパスワードの例外設定も可能です。
先ほどのパスワードという項目内に、「例外サイト」という文字があるのでクリックします。
クリックしたら例外設定したいサイトの入力欄が表示されるので、該当のサイトのアドレスを入力します。
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パスワードの自動入力をしない弊害
firefoxにパスワードを保存する方法について解説しましたが、一方弊害については解説していません。
ここでは弊害に焦点を当てます。
パスワードを毎回要求される
これは本記事のテーマになっていますが、firefoxにパスワードを保存しなければ、毎回パスワードが要求されます。(他のパスワード管理ツールがあった場合は別)
毎回パスワードを要求されるうちにパスワードを忘れる可能性はありますが、パスワードを忘れてもパスワードリマインダがあればパスワードの再設定は可能です。
パスワードリマインダを使用するときはメールアドレスが必要になりますが、意外にメールアドレスを忘れることは多いです。
筆者は複数のwebサービスを利用していますが、場合によってはメインのメールアドレス以外で登録することがあります。
メインのメールアドレス以外で登録したら、日を追うごとに該当のメールアドレスを忘れることがあります。
そうなった時は、パスワードリマインダを使う時に面倒です。
パスワードを保存していても保存期間が過ぎたら再度要求される
パスワードを保存していてもブラウザの保存期間が過ぎたら、再度パスワードが要求されます。
その際にパスワードを覚えていたら問題はないのですが、忘れてしまった場合はパスワードリマインダを利用して、パスワードを再発行してもらうしかありません。
この時もメールアドレスが必要になりますが、メールアドレスを忘れてしまった場合は面倒です。
結局パスワードを保存してもしなくてもメールアドレスは覚えておく必要があるのですが、意外に忘れる人が多いです。
無断でプロキシサーバーが使用される
パスワードを保存していない場合は、無断でプロキシサーバーが使用される恐れがあります。
自動的にプロキシ接続になるので当たり前といえば当たり前ですが、多くのサイトにアクセスをしたら容量オーバーになる可能性があります。
自動的に容量が増える契約をしていた場合は、知らず知らずのうちに課金されるので注意が必要です
急にプロキシの容量が増えたり課金額が増える場合は、自分以外がプロキシ接続をしている可能性が高いので、直ぐにfirefoxの設定を確認しましょう。
共同でfirefoxを使う場合は、あえてパスワードを保存しない方がいい
共同でfirefoxを使いプロキシ接続をすることはあると思いますが、一方プロキシの必要がない人もいます。
このような場合は、あえてパスワードは保存しない方がいいです。
プロキシ接続の必要がない人が突然「プロキシに接続しました」等のメッセージを見た時に気が動転する可能性があるからです
一番良い方法はパソコンを使用させないことですが、難しい場合は例外設定をすればいいかもしれません。
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プロキシサーバーに接続する際に注意すべきこと
プロキシサーバーに接続する際に注意すべきことを整理しました。
httpsのアドレスであることを確かめる
プロキシ接続する時はプロキシサーバーにユーザー名やパスワードを送信しますが、万が一パケットの中身が傍受されたら大変です。
このような事態を避けるためには、httpsから始まるアドレスを指定しましょう。
httpsから始まるアドレスは暗号化通信に対応しているので、簡単にパケットの中身が閲覧されることはありません。
昔の暗号化通信には甘さがあったかもしれませんが、最近の暗号化通信のアルゴリズムは格段に進歩しているので過度に心配する必要はありません。
プロキシサービスのセキュリティ対策もチェック
firefoxに入力したパスワードはプロキシサービスに渡りますが、プロキシサービス自体に脆弱性があったら暗号化通信しても意味がありません。
プロキシサーバーに保存されたパスワードはプロキシサービスが管理しますが、セキュリティ対策が甘かったらハッカーに狙われる可能性があります。
最近はプロキシを標的にしたハッカーが増えていますが、裏を返せばセキュリティ対策に甘いプロキシサービスが増えている証拠かもしれません。
プロキシサービス側はファイアウォールを設置するだけではなく、顧客管理も徹底しなくてはいけません。
顧客情報を盗む人は昔も今もいますが、顧客管理を徹底すればほぼ100%防げるはずです。
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まとめ
firefoxとパスワードをテーマに解説しましたが、対策は簡単でした。
何回もパスワードが要求されるのはクッキーに保存されていないからだと思われますが、クッキーは適切に使えば問題はありません。
無事にfirefoxにパスワードが保存された後は、プロキシサービスについても考えましょう。
プロキシサービスの技術力も大切ですが、それ以上に大切なのが顧客管理の厳格さです。
プロキシサービスを選ぶときは、その点もしっかり押さえましょう。
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