Windows環境下でpythonを用いてプロキシ設定をすることは可能ですが、エンジニア以外は解説書を読んでも皆目理解できないのではないでしょうか?
本記事ではpythonを用いたプロキシ設定の方法を解説します。
参考にしたのは以下のサイトですが、初心者でも理解しやすいように丁寧な解説文を心がけました。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/developer/python/sdk/azure-sdk-configure-proxy?tabs=cmd
初心者の方は是非とも参考にしてください。
目次
Windows環境下でpythonを用いたプロキシ設定
これからはWindows環境下でpythonを用いたプロキシ設定について解説します。
Azure SDK for Pythonが利用できるようにする
pythonを用いるときは編集ソフトを使う必要がありますが、今回はAzure SDK for Pythonでの例を紹介します。
まずは無料アカウントを作成しますが、以下のページからでも作成できます。
https://learn.microsoft.com/ja-jp/azure/developer/python/sdk/azure-sdk-install?tabs=pip
最新バージョンを選びます。
インストールする際に使うコマンドは以下です。
pip install <package>
pythonの設定方法
pythonでプロキシ設定するためには、プロキシサーバー情報を指定しなければいけませんが、書式は以下です。
http[s]://[username:password@]<ip_address_or_domain>:<port>/
ユーザーネーム、パスワード、IPアドレスかドメイン、ポートを指定する必要がありますが、これらの情報はプロキシサービス業者が教えてくれます。
pythonでコードを書く
pythonのコードで設定することも可能です。
import os
os.environ[“HTTP_PROXY”] = “http://10.10.1.10:1180”
# Alternate URL and variable forms:
# os.environ[“HTTP_PROXY”] = “http://username:password@10.10.1.10:1180”
# os.environ[“HTTPS_PROXY”] = “http://10.10.1.10:1180”
# os.environ[“HTTPS_PROXY”] = “http://username:password@10.10.1.10:1180”
上記はカスタム構成が必要のない場合のコードですが、カスタム構成が必要な場合は以下のコードを参考にしてください。
from azure.identity import DefaultAzureCredential
# Import the client object from the SDK library
from azure.storage.blob import BlobClient
credential = DefaultAzureCredential()
storage_url = “https://<storageaccountname>.blob.core.windows.net”
blob_client = BlobClient(storage_url, container_name=”blob-container-01″,
blob_name=”sample-blob.txt”, credential=credential,
proxies={ “https”: “https://username:password@10.10.1.10:1180” }
)
# Other forms that the proxy URL might take:
# proxies={ “http”: “http://10.10.1.10:1180” }
# proxies={ “http”: “http://username:password@10.10.1.10:1180” }
# proxies={ “https”: “https://10.10.1.10:1180” }
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pythonでプロキシ設定するメリット
pythonでプロキシ設定をするメリットを考えます。
スクレイピングする時に便利
単にプロキシに接続するだけであればpythonは必要はありません。
しかしプロキシ経由でスクレイピングする場合は、pythonでプロキシ設定をした方が便利です。
pythonにはスクレイピング用の資料があるため、初心者でも躓きにくいです。
プロキシ経由でスクレイピングするメリットの具体例
プロキシ経由でスクレイピングするメリットを見ます。
- 身元を隠蔽してスクレイピングできる
- セキュリティ度が高くなる
- キャッシュ機能が利用できる
ライバル会社の情報は公式サイトで公開されていることがありますが、IPアドレスからある程度の地名を割り出すことは可能なので、できればIPアドレスは隠蔽したいものです。
プロキシサーバーを活用すれば、プロキシサーバーのIPアドレスが使えるので隠蔽は簡単です。
プロキシサーバー経由でアクセスしたら間にプロキシサーバーがあるため、webサーバーからウイルスを送られても、プロキシサーバーでブロックすることが可能になります。
キャッシュ機能は画像の表示を早くする時に便利です。
カスタマイズしやすい
プロキシ技術そのものはどこも大差はないと思いますが、カスタマイズしたら使いやすくなるので、カスタマイズできるかどうかは大変重要なことです。
自らコードを書くので好きなようにカスタマイズできますが、カスタマイズしたらスクレイピングの結果をメールで送信することも可能になるでしょう。
pythonは文法が簡単だし参考書籍も多いので、カスタマイズする時の参考にしてください。
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一からコードを書きたくない人はプログラマ用のツールを使う
いくらpythonでカスタマイズするのは簡単だといっても、一からコードを書けば相当なコード量になるでしょう。
しかしプログラマ用のツールを使えば、大幅にコードを省略することができます。
Brightdataはプログラマ用のツールも提供しているので、カスタマイズしたい人は是非とも利用してください。
マニュアルも充実しているので、少しpythonの勉強をした人であれば、何とかなるでしょう。
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Brightdataのツールを使えば自動的にプロキシ接続してくれる
Brightdataはプロキシサーバー業者ですが、スクレイピング用の編集ツールも提供しています。
プロキシ接続する最大の理由は身元を隠し情報を効率的に収集することだと思いますが、Brightdataのプログラマ用の編集ツールを使えば比較的簡単に実現できます。
python以外のコード例も紹介しているので、プログラマの人は是非とも活用してください。
まとめ
Windows環境下でpythonによる設定例を紹介しましたが、コードそのものはコピー&ペーストしたらいいので、さほど難しくはないでしょう。
pythonでプロキシ接続する最大のメリットは身元を隠蔽しながらカスタマイズできることですが、今後はカスタマイズするためにpythonを選択する人が増えてくると予想されます。
その際は是非ともBrightdataのツールを使って下さい。
有料ですが、価格に見合うだけの価値はあります。
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