今回は「プロキシ 検索」をテーマにしますが、「プロキシと検索」というキーワードから想像することは十人十色なのではないでしょうか?
十人十色の想像が予想されるのは、キーワードの定義が抽象的だからです。
本記事では「プロキシと検索」のキーワードに関連することを、広く紹介したいと思います。
実利的な内容ではないかもしれませんが、本記事をきっかけにプロキシに関心をいだく人が増えてきたら嬉しいです。
目次
プロキシ経由の検索も基本は同じ
プロキシ経由の検索は通常の検索と差異はありません。
それでもプロキシならではの特徴はあるので、こちらのコーナーではプロキシならではの特徴に焦点を当てます。
Google検索の場合
Google検索に限ったことではないですが、プロキシ経由で検索したら若干速度が落ちるのは否めません。
これはプロキシの仕組みを考えたら分かることです。
クライアントは最初にプロキシサーバーにアクセスしますが、プロキシサーバーはクライアントの検索内容をGoogleに伝えます。

ここで注目して欲しいことはプロキシサーバーが、外部に設置されているということです。
そのためGoogleのサーバーに到着するまでに、一つ通信過程が増えてしまいます。
ブロードバンド回線であれば体感的には気にならないと思いますが、物理的に考えたら速度が落ちるのは当然のことです。
サイト内検索
アマゾンや楽天のように商品数が多い場合は検索しなければ、探し求めている商品を見つけることが難しいですが、検索機能を利用すれば簡単に見つかります。
より素早く見つけようと思ったら検索テクニックが必要ですが、どのような方法で検索してもwebサービスのロゴにはプロキシサーバーのIPアドレスが残ります。
たいていのwebサービスはログを収集しサービスの改善をしていますが、IPアドレスからはアクセス者の大まかな住所が分かるので、使い方によってはログは非常に有意義なものになります。
スクレイピングの場合
スクレイピングは一見検索ではないように思えますが、実は目的のデータを収集するときは検索技術を用いています。
一番簡単な検索方法には正規表現を活用したものがありますが、この場合でもwebサービスのログには利用者のIPアドレスが残ります。
世の中にはスクレイピングを禁止しているwebサービスが多いので、スクレイピングするときは身元を隠蔽したいものです。
プロキシを活用すればIPアドレスは隠蔽できるので、スクレイピングサービス業者はプロキシ経由のスクレイピング方法を採用することが多いです。
スポンサーリンク
プロキシサービスを検索で探す時のポイント
プロキシで検索した時の内部の動きを解説しましたが、プロキシを使いたい人は先にプロキシサービスを検索する必要があります。
最初は無料のプロキシサービスでいい
最初から有料のプロキシサービスを使う必要はないので、検索するときは「プロキシ 無料」の複合キーワードで検索したらいいと思います。
webサイトの構造が複雑ではない限り、chromeやFirefoxの拡張機能にあるプロキシサービスでも構いません。

これらのサービスのメリットは何と言っても、ブラウザに追加さえすれば右クリックで簡単にプロキシサービスを呼び出せることです。
デメリットは大半の拡張機能が英語圏で開発されているため、説明も英語で書かれていることが多いことです。
しかしブラウザの翻訳機能を活用すれば何とかなるものです。
たまにしか使わない人はプロキシサイト
たまにしかプロキシを使わない人は、プロキシサイトを検索しましょう。
「無料 ウェブプロキシ」で検索すればいいでしょう。
ウェブプロキシのメリットは、ズバリ手軽さです。
プロキシ経由でアクセスしたいサイトのURLを入力するだけでいいので、何のITリテラシーも必要ありません。
ただ提供している業者が少ないのと、選べるIPアドレスが少ないのがネックかもしれません。
アメリカのYouTubeを何の制限もなく視聴しようと思ったら、アメリカのIPアドレスを保有しているプロキシサーバーを選ぶべきですが、ウェブプロキシの場合は数カ国のIPアドレスしか保有していないことが多いです。
ビジネスでプロキシを活用したい人は本格的なサービスを選ぶ
ビジネスでプロキシを活用したい人は、迷わずに本格的なサービスを検索しましょう。
本格的なサービスは海外発のものが多いので、英語版のYahoo!で探すのもいいかもしれません。
ただ検索ワードによってはヒットしない可能性があるので、スポンサー広告を出しているプロキシサーバーを選ぶのも良い選択方法です。
本格的なプロキシサービスの良いところは何と言っても保有しているIPアドレスの数が多いだけではなく、さまざまな国のIPアドレスを保有していることです。

またプロキシサービスだけではなく、スクレイピングサービスも提供していることが多いです。
スクレイピングとは目的の情報をピンポイントで収集するIT技術ですが、プロキシ経由でアクセスした方が無難です。
なぜプロキシ経由でスクレイピングした方が無難なのか?
プロキシ経由でアクセスしても何らかの理由で、IPアドレスがブロックされることはあります。
ブロックされたら同じIPアドレスではスクレイピングできなくなりますが、本格的なプロキシサービス業者は多くのIPアドレスを保有しているので、違うIPアドレスに乗り換えたら済むことです。
違うIPアドレスに乗り換えるときはフォームから簡単に設定できることが多いため、初心者の人であっても操作にさほど迷うことはないでしょう。
検索の対象によって検索ワードを工夫しましょう
検索にはさまざまな対象があるため、検索するときは検索ワードを工夫することが大切です。
特定のサービスでプロキシを検索する際のポイント
一部のクラウドサーバーではプロキシを検索するようになっているみたいですが、コントロールパネルがあれば特に検索ワードに気を付ける必要はありません。
ただコントロールパネルが整備されていなかったり、最初からない場合は検索窓を利用して検索するしかありません。
その場合は注意点があります。
いくら日本の会社が提供しているサービスだからといって、日本で開発されているとは限りません。
そのため検索窓に「プロキシ」というキーワードを入力してもヒットしないことがあります。
そのような場合は英語で「proxy」と入力するのが賢い方法です。
一ページに情報が格納されているけど場所が分からない場合
この場合はWindowsであればコントロールボタンとF4を同時に押し、検索するのが賢明でしょう。
情報が英語で書かれている場合は、「proxy」と英語で入力しましょう。
このコマンドは大変便利で、プロキシを検索する以外にも使えます。
検索が上手になるポイント
まとめになりますが検索が上手になるポイントは、ずばり慣れと発想力です。
慣れに関しては続けるしかないですが、発想力に関しては日々のトレーニングが必要です。
もし日常で検索しても見つからない記事がある場合は、複合検索を試したらいいと思いますが、複合検索のワードは工夫する余地が一杯あります。
日本語と英語を同時に使うのも工夫だし、言葉を少し変えて検索するのも工夫です。
急に上達するわけではありませんが、実行すればするほど検索テクニックは向上しますよ。
スポンサーリンク
まとめ
プロキシと検索という少し曖昧なテーマを解説しましたが、曖昧が故に話が脱線したかもしれません。
それでも有益な情報は盛り込むことができたと思っているので、何かの役に立つかもしれません。
今後プロキシはメジャーな存在になると思われますが、メジャーになっても記事で紹介したことは役立つと思います。
プロキシを実際に使う人は、安心・安全なサービスを選んでください。
コメントを残す