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プロキシサーバーのポート番号は何番?
プロキシサーバーを使うときはパソコン側でポート番号を指定する必要がありますが、ポートは通信のために設けられた入り口です。ポート番号は、利用するプロキシサーバーによって異なります。そのためポート番号には、絶対的な正解がありません。
ポート番号を知りたい人はプロキシサーバーの管理者に聞けばいいですが、良心的な運営会社であれば資料を渡してくれます。
今回は、プロキシサーバーを初めて使う人を対象に解説を進めていきます。最後まで読めば、プロキシサーバーとポートの関係が明確にわかるようになるでしょう。
まずはインターネットの仕組みを知ろう
通常のインターネットのプロセスと、プロキシサーバー経由のインターネットのプロセスは基本的に同じです。以下では詳しく解説しています。
通常のインターネットのプロセス
まずは通常のインターネットのプロセスを見ていきます。
- クライアントはWebブラウザにURLを入力し、WEBサーバーにアクセスします。(HTTPリクエスト)
- クライアントからリクエストを受けたWEBサーバーは、クライアントのブラウザにHTTPレスポンスを返します。
- クライアントはブラウザを介して、リクエストした情報を閲覧します。
通常のインターネットの仕組みを解説しましたが、解説した内容はパソコンもスマートフォンも同じです。しかし間にプロキシサーバーを挟んだ場合は、通信過程が増えます。
間にプロキシサーバーを挟んだ場合のプロセス
間にプロキシサーバーを挟んだ場合の、プロセスを見ていきます。
- クライアントはWebブラウザにURLを入力し、プロキシサーバーにアクセスします。(HTTPリクエスト)
- リクエストを受けたプロキシサーバーは、クライアントが指定したWebサーバにHTTPリクエストを送信します。
- プロキシサーバーからリクエストを受けたWebサーバは、プロキシサーバにHTTPレスポンスを返します。
- レスポンスを受けたプロキシサーバーは、クライアントのWebブラウザに情報を送信します。
- クライアントはブラウザを介して、リクエストした情報を閲覧します。
プロキシサーバーを間に挟むことでプロセスは増えますが、体感スピードそのものはプロキシサーバーを使ってもさほど変わりません。ただ無料のプロキシサーバーの場合は、体感スピードも遅くなる可能性があります。
プロキシサーバのポート番号を指定するのはなぜ?
プロキシサーバーだけではなく、WEBサーバーにもポート番号はあります。通常のインターネットでは80番を使うことが多いですが、クライアントはポート番号を指定する必要はありません。しかしプロキシサーバーでは、指定する必要があります。
プロキシサーバーのポート番号を指定しなければいけないのは、セキュリティの問題があるからです。通常プロキシサーバーの管理者は、利用者のためにポートを常時開いています。
しかしポート番号を公開すると悪意ある第三者が侵入する可能性があるので、多くのプロキシサーバーの管理者は利用者にしかポート番号を教えません。
プロキシサーバーの管理者からポート番号を教えてもらった利用者は、ポート番号を指定しなければいけませんが、WEBブラウザーから指定できるようになっています。
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ウイルス対策ソフトにもポート番号の指定は必要
大多数の人はパソコンにウイルス対策ソフトをインストールしていますが、プロキシサーバー経由でインターネットをするときは、ウイルス対策ソフトにも設定が必要です。設定しないと、パソコンがウイルスに感染する可能性があります。
設定方法は各ウイルス対策ソフトのサポートページを参考にしたらいいですが、基本的にはプロキシサーバーのユーザー名・パスワード・アドレス・ポート番号を入力するだけです。
有料のプロキシサーバーであればセキュリティ対策は万全ですが、無料のプロキシサーバーの場合はセキュリティ対策に不備があることが多いです。プロキシサーバーには便利な機能がありますが、セキュリティのこともしっかり考えなくてはいけません。
自宅プロキシサーバーのポート番号
最近はプロキシサーバーを簡単に構築できるソフトが登場しているので、一般の人でも構築することは可能です。しかし自分でプロキシサーバーを構築する場合も、ポート番号は必要です。
自分でプロキシサーバーを構築した場合、ポート番号は何番でしょうか?この答えは簡単で、プロキシサーバー構築ソフトは最初から指定しています。プロキシサーバー構築ソフトのSquidでは、squid.confファイルにhttpのポート番号が記載されています。
自分でプロキシサーバーを構築することは悪いことではありませんが、十分にセキュリティ対策だけはしてください。最近はプロキシサーバーをターゲットにしているハッカーが登場しているので、油断は禁物です。
ビジネス目的は有料のプロキシサーバーに限る
プロキシサーバーのポート指定は簡単ですが、無料のプロキシサーバーには危険性があります。無料のプロキシサーバーであっても、収益を目的としています。一番多い収益モデルはアフィリエイトですが、無料プロキシサーバーの管理者は言葉巧みに利用者をアフィリエイトサイトに誘導する可能性があります。
また無料のプロキシサーバーには、ウイルスやスパイウェアが仕組まれていることが多いと言われています。目的は定かではありませんが、ウイルスに感染したらパソコンが不調になるし、スパイウェアに感染すれば個人情報が盗まれる可能性があります。
このようなことを考えると、ビジネス目的で使う場合は有料に限ります。最近は有料でも、契約しやすい価格帯になっています。
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Brightdataは日本人スタッフがいるので安心
初めてプロキシサーバーを使う人は選択に迷いますが、迷っている人にはBrightdataをおすすめします。こちらから申し込んでもらえたら、日本人スタッフ付きのBrightdataをご案内します。
Brightdataは海外のプロキシサーバーで、各種資料は英語で書かれていることが多いです。しかし日本人スタッフ付きなので、理解できない英語は気楽に聞くことができます。場合によっては日本語の資料を作成してくれるでしょう。
日本人スタッフが付くことは非常に大きく、言語面では大きなアドバンテージです。最近は無料の翻訳ソフトが登場していますが、英語がわかる日本人スタッフの翻訳は自然で理解しやすいです。
また日本人スタッフなのでシステム上の疑問点は、日本語で質問できます。アドレスやポートの指定だけであればサポートは不要ですが、プロキシサーバーを使っているうちにさまざまな疑問点が出てきます。
自力で疑問点を解決する人もいますが、経験豊かな日本人スタッフに聞いた方がずっと効率的です。疑問内容によっては瞬く間に解決するでしょう。
Brightdataを使うメリットはまだまだあります。以下ではBrightdataを使うメリットを、詳しく見ていきます。契約に迷われている方は是非参考にしてください。 Brightdataは4種類のネットワークで3,500万個のIPを保有しているので、使用できるIPがなくなる可能性は極めて低いです。有料のプロキシサーバーであっても、保有しているIPが少ないことはあります。 使用できるIPがなくなれば、二度と目的のサイトにアクセスすることはできません。しかしBrightdataのIPは豊富なので、一つのIPがブロックされたら別のIPに乗り換えたら済むことです。IPの乗り換えは簡単で、技術者の手を借りる必要はありません。 Brightdataは機械的に、新規ユーザーを入れていません。BrightdataはIPの新規ユーザーに対して、審査を実施しています。審査を実施することで、ネットワークの安全性が高まるのは言うまでもありません。 一人の悪意あるユーザーがプロキシサーバーに侵入し、悪さをする可能性はゼロではありませんが、審査を実施することで危険性は限りなくゼロに近づきます。 良いと思ったサービスなのにイメージとは異なった。こんな思いを抱く人はいると思いますが、Brightdataは一ヶ月から契約できるので安心です。万が一気に入らなかった場合は、一ヶ月で契約を打ち切れば済むことです。 Brightdataには長期契約プランもあり、長期契約プランを選択した場合は基本料金が割引になります。最初は短期契約で申し込み、良いと思ったら長期契約に切り替えたらいいでしょう。 海外のサービスはクレジット決済が多いですが、初めてのサービスにクレジット番号を入力するのは抵抗があるでしょう。BrightdataはクレジットカードとPayPalが利用できます。PayPalはメールアドレスに口座番号またはクレジット情報を紐付けていますが、相手にはメールアドレスしか通知されません。 クレジットカードに抵抗のある人は、PayPalを使いBrightdataと契約することをおすすめします。PayPalの申し込みはオンラインですべて完結します。 プロキシサーバーのポートについて解説を進めてきましたが、ポート番号の概略は理解できたのではないでしょうか。初めてポート番号を入力する人は戸惑うと思いますが、本記事または関連記事を参考にすれば設定はスムーズに終わるでしょう。 ポート番号は、プロキシサーバー以外でも使うことがあります。そのため、ポート番号の概略を知ることは無駄ではありませんよ。 Brightdataの他のメリット
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まとめ