プロキシのユーザー名とパスワードがわからない

プロキシ接続する際はユーザー名とパスワードが必要になりますが、忘れたときは困ります。

一番簡単に確かめる方法はプロキシサービスに問い合わせることですが、プロキシサービスからの返信が遅い場合は困ります。

プロキシサービスからの連絡が遅い場合は、自分で解決するようにしてください。

本記事では対処法と同時に、プロキシのユーザー名とパスワードを忘れない方法についても解説します。

プロキシのユーザー名とパスワードを紛失したときにすること

プロキシのユーザー名とパスワードを紛失したときに、するべきことを整理しました。

まずはプロキシサービスに問い合わせる

当たり前のことですが、プロキシのユーザー名とパスワードはプロキシサービスが管理しています。

そのため紛失したときは、プロキシサービスに問い合わせるのが手っ取り早いです。

もしプロキシサービスにパスワードリマインダーシステムがあれば利用してください。

海外のプロキシサービスの場合は英語で説明が書かれているかもしれませんが、基本的には登録したメールアドレスを入力するだけと思うので、英語が分からなくても過度に心配する必要はありません。

パスワード管理システムから調べる

最近はパスワード管理システムというものがあり、パスワードの一括管理が簡単になっています。

私はセキュリティ対策ソフトのパスワード管理システムを使っていますが、新しいパスワードは努めて保存するようにしています。

パスワード管理システム専用のソフトもあるので、便利に使いたい人はそれらのソフトを購入したらいいでしょう。

もしパソコンを引っ越しするときは、パスワードを保存しているフォルダーを探し一旦クラウド上にアップロードしてください。

プロキシのユーザー名とパスワードを管理するためのポイント

プロキシのユーザー名とパスワードは自分で管理するのが基本ですが、管理する時はポイントを押さえなければいけません。

ユーザー名とパスワードは人目に付く場所に置かない

一人暮らしであれば問題はないと思いますが、ユーザー名とパスワードは人目に付く場所に置いてはいけません。

少しばかりプロキシに詳しい同居人がいたら、プロキシサーバーを勝手に使う可能性があるからです。

できたら自分しかアクセスできない会員制のサービスに保管するのがいいと思いますが、随時自動的にログインできる状態にしてはいけません。

会員制サービスの中には利用者の利便性を考えてログインフォームにユーザー名とパスワードを残すことがありますが、残さない設定にすることも可能なので、流出が心配な方はログイン情報を残さないことをおすすめします。

パソコンには必ずパスワードをかける

多くのブラウザにはパスワードを保存している場所があるため、パスワードをかけることは大切です。

万が一パスワードがない場合は好き勝手に使われる可能性がありますが、好き勝手に使われたらプロキシサーバーをいじられるだけではなく、無断ダウンロードされる可能性もあります。

悪さをしそうな同居人がいる場合は、定期的にパスワードを変更してもいいでしょう。パスワード変更について解説しているサイトは一杯あるので、是非とも参考にしてください。

紙の手帳で管理

原始的ですが、紙の手帳で管理するのも良い方法です。

紙の手帳で管理するメリットとデメリットを整理します。

メリット

手帳を持ち歩けば外でもプロキシに接続できる
紙の手帳なのでハードディスクが壊れても安心

デメリット

紙の手帳が雨に濡れた時は文字が薄れたり最悪読めなくなることがある
紙の手帳は持ち歩くことが多いので、紛失した時は見つかりにくい

プロキシのユーザー名とパスワードを再発行してもらうには？

どうしてもプロキシのユーザー名とパスワードが思い出せない場合は、プロキシサービス業者に相談するしかありませんが、その際の注意点を整理します。

登録メールアドレスだけは絶対に覚えておく

私はプロキシではないですがwebサービスのユーザー名とパスワードを時々忘れることがありますが、最終的にはパスワード再発行システムを利用します。

その際は利用者認証のために登録メールアドレスを聞かれることが多いですが、その登録メールアドレスを忘れてしまったら困ります。

フォームからパスワード再設定ができる場合は、思いつくメールアドレスを試し続けるしかありません。

登録メールアドレス備忘録

備忘録を作成していたら万が一メールアドレスを忘れても、何とかなることが多いです。

ただ備忘録を外部の人に見られたら危険なので、自分だけが分かる登録名にしましょう。

例えばPayPalのメールアドレスだったら、「イーロンマスク」や「海外」という登録名にしたらいいでしょう。

ただ直ぐに連想できない言葉は好ましくないので、必ず思い出せる登録名にしてください。

再発行時に二段階認証が求められる場合はあらかじめSMSが閲覧出来る状態にする

ユーザー名とパスワード再発行時に、二段階認証を求められることがあります。

通常はスマートフォンでSMSメッセージを受信することが多いですが、認証番号をコピーアンドペーストする時は、ちょっぴり面倒ですね。

実はSMSメッセージは、パソコンでも閲覧できるようになっています。

私はGoogleのメッセージアプリを利用していますが、パソコンと同期することが可能です。

他にも類似サービスはあるので、関心のある方は検索してください。

顧客情報を厳格管理しているプロキシサービスを選ぶ

プロキシのユーザー名とパスワードを忘れても何とかなりますが、契約しているプロキシサービスによっては個人情報の管理が杜撰なので注意しましょう。

データベースに管理していても安心とは言えない

通常個人情報はデータベースで管理していますが、データベースの情報は検索しても出てきません。

しかしそれだけで安心だと思ってはいけません。

実はデータベースのURLも、インターネットでアクセスすることは可能です。

その際はデータベースのアドレスを知っておく必要がありますが、自分が使っているレンタルサーバーのデータベースのアドレスだったら推測できますね。

ただアドレスが分かっても認証が必要なので、簡単にはアクセスできません。

それでもプログラミングを駆使して突破される可能性はあるので、プロキシサービス側は最悪の事態を想定しなければいけません。

顧客情報を暗号化する

データベースの顧客情報を暗号化するのは一般的な対策ですが、簡単に復元できる暗号化では意味がありません。

このようなことを考えたらプロキシサービス業者はプロキシの知識だけではなく、一般的なプログラミングの知識も必要です。

究極の選択ポイントは信頼性

プロキシサービスと契約するときは技術力を見ることも大切ですが、それ以上に大切なのは信頼性です。

人間関係も信頼性が大切ですが、プロキシサービスも同じです。

信頼できるプロキシサービスは世界の有名企業も使っていることが多いですが、信頼なくして選ばれることはありません。

このことは目立ちませんが一番大切なことなので、検討するときは価格だけではなく、信頼度も見てください。

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まとめ

プロキシのユーザー名とパスワードがわからない場合の対処法などを紹介しましたが、プロキシをビジネスで使う人は、ユーザー名とパスワードを厳格に管理してください。

担当社員がすべて善であるとは限らないので、ユーザー名とパスワードの管理は責任者だけがすべきでしょう。

良質なプロキシサービスを選び、ユーザー名とパスワードを適切に管理すれば、プロキシはきっとビジネスの役に立つ存在になると思います。

プロキシサービスは一部の人だけが使う時代ではなく、広く使われるようになってきました。

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