プロキシの自動設定は可能ですが、すべて自動で完結するわけではありません。
最低限の情報をパソコンにインプットしなければ、自動設定するのは難しいです。
しかし自動設定の方法について、詳しく解説しているサイトは少ないのではないでしょうか。
本記事ではプロキシの自動設定とプロキシの自動設定のメリットについて解説します。
目次
設定画面からプロキシの自動設定を学ぶ
設定画面からプロキシの自動設定を学びます。
プロキシの自動設定の条件
画像を見たら分かると思いますが、プロキシの自動設定には条件があります。
「イーサネットまたはWi-Fi接続にプロキシサーバーを使います。VPN接続には適用されません。」と書かれていますが、イーサネットとは有線LANの規格で、Wi-Fiは無線通信の規格です。
プロキシの自動設定はどちらでも可能ですが、ブラウザ経由で設定するのが一番簡単です。
具体例
「設定を自動的に検出する」がオンになっていれば、何も入力する必要はありませんが、前もってプロキシサービスと契約をし初期設定する必要があります。
初期設定は「セットアップスクリプト」を使用します。
「セットアップスクリプト」は一般的にPAC ファイルと呼ばれることが多いですが、記述するときは条件分岐を使うのが一般的です。
具体的には以下のページを参考にしてください。
https://jpdsi.github.io/blog/internet-explorer-microsoft-edge/pac/
プログラム経験のない人は思わず引いてしまうかもしれませんが、アドレスとポートだけ入れ替えたらいいです。
初心者は「セットアップスクリプト」よりも、手動設定の方が楽
プログラムを見ただけで頭が痛くなる初心者は、「セットアップスクリプト」を記述するよりは手動設定の方が楽でしょう。
手動といってもプロキシサーバーのアドレスとポートを入力するだけなので、難しくはありません。
プロキシサーバーのアドレスとポートは、プロキシサーバー業者が教えてくれます。
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プロキシ自動設定のメリット
プロキシ自動設定のメリットを見ます。
スライドバーをオンにするだけなので誰でもできる
一度設定した後は「設定を自動的に検出する」のスライドバーをオンにするだけなので、ITリテラシが低い人でも難なくプロキシ接続できます。
多くの社員がいる場合はデスクの上に、プロキシの接続方法を書いたメモを置いていればいいでしょう。
遠隔操作する場合に楽
「設定を自動的に検出する」のスライドバーをオンにするだけなので、遠隔操作でも可能です。
このようなケースは多くはないと思われるかもしれませんが、IT管理者がいない地方の支社の場合は、遠隔操作するケースはあり得るでしょう。
遠隔操作はリモート デスクトップで相手先のパソコンに接続するだけなので、さほど難しくはありません。
セットアップスクリプトの記述方法を楽に学ぶ方法
セットアップスクリプトを学ぶ方法を解説します。
セットアップスクリプトはJavaスクリプトで記述されている
セットアップスクリプトはJavaスクリプトで記述されているため、最初にJavaスクリプトの基本を学びましょう。
ただ深く学ぶ必要はありません。
Javaスクリプトの基本的な文法と条件分岐を学ぶだけでいいです。
条件分岐はどのプログラム言語にもありますが、Javaスクリプトの条件分岐の構文は難しくはありません。
条件分岐を記述する前にパターンを整理しよう
条件分岐を記述する前に、パターンの整理をすることをおすすめします。
条件分岐は基本的にさまざまな条件の処理を記述するだけですが、記述内容を整理しておいた方が抜けのないプログラムになります。
条件分岐を学べば占いシステムなどもつくれるので、覚えておいて損はないですよ。
情報漏洩が心配な方はプロキシ自動設定でサイトにアクセス
情報の漏洩が心配な人は、プロキシ自動設定でアクセスした方がいいかもしれません。
特にWi-Fi接続時は自動設定の方が安全
プロキシの自動設定をすればプロキシ接続は楽になると解説しましたが、接続が楽になるよりも大きなメリットがあります。
一番大きなメリットはIPアドレスを隠蔽できることですが、サイバー攻撃をする人はIPアドレスを頼りに攻撃を仕掛けてくることが多いです。
スマートフォンでインターネットをする際もIPアドレスは通知されますが、スマートフォンだから安全というわけにはいきません。
会社からアクセスする時もプロキシの方が安全
企業によってはインターネットをする時はプロキシ経由という規則があるかもしれませんが、IPアドレスは隠蔽した方が安全です。
最近は企業を標的にしたサイバー攻撃が多いですが、プロキシ経由でインターネットをすれば、IPアドレスはバレにくいです。
ハッカーがプロキシサーバーのパソコンに攻撃を仕掛けたら、プロキシサーバーで対応できることが多いので、プロキシ接続の安全性は大いに評価していいでしょう。
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プロキシサーバー選びにも気を配ろう
プロキシサーバー選びにも気を配りましょう。
怪しげな業者は一定数存在している
昔ほどではないですが一部のプロキシサーバー業者は、顧客情報を守る意識が薄いです。
顧客の連絡先などの情報は名簿業者に高く売れるため、喜んで顧客情報を提供するプロキシ業者もあったようです。
今はプライバシーが声高に叫ばれている時代なので、平気で個人情報を売買するプロキシ業者は少ないと思いますが、プロキシサーバー業者自体が顧客情報をビジネスに活用するケースはあるかもしれません。
そのようなプロキシ業者はたいてい関連会社と協力関係にあるため、プロキシサーバー業者に渡った顧客情報は、関連会社の営業に使われる恐れがあります。
プロキシサーバーのセキュリティ対策にも注意
プロキシサーバー業者が顧客情報を売買する気はなくても、パケット通信中に外部に流出する可能性は否めません。
このような事態を防ぐにはプロキシサーバー側のセキュリティ対策が大切になりますが、最低限でもファイアウォールの設置は必要です。
ただファイアウォールだけだったら不十分な面もあるので、独自のセキュリティ対策を講じている業者を選ぶべきです。
利便性を考えたら付加サービスにも注目
IPアドレスの隠蔽のみだったら付加サービスに注目する必要はありませんが、情報を効率的に収集したい人は、スクレイピングサービスがあるプロキシサービスと契約した方がいいでしょう。
スクレイピング技術を活用すれば目的の情報が効率的に取得できるので、情報ビジネスの人は凄く助かるでしょう。
もちろんアクセスするときはプロキシ経由なので、IPアドレスがバレる心配はありません。
我々の記事からの紹介では、
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明瞭会計のプロキシサービス業者と契約する
プロキシサービスはクレジット決済をすることが多いですが、自動引き落としなので銀行口座のお金が急に減ることがあります。
このようなことも考えられるので、プロキシサービスと契約するときは、必ず明瞭会計のサービスと契約してください。
明瞭会計のサービスは容量ごとに加算されるので安心です。
まとめ
プロキシの自動設定をテーマに解説をしましたが、自動設定は使い方によっては凄く便利です。
インターネットをよくする人はプロキシを活用しているサイトに当たる可能性が高いですが、昨今はプロキシを活用する企業が増えてきました。
プロキシにはそれなりの価値があるのが理由ですが、信頼の置けるプロキシサービスであれば自動設定で接続しましょう。
プロキシ契約も信頼性が一番です。
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