せっかくプロキシ設定したのに、プロキシにログインできないという声は時々聞きます。
しかし一つ一つの問題点を見ていけば、必ずやログインできない問題は解決できます。
本記事では問題点を解決するアプローチを解説しますが、知っていることは飛ばして、知らなかった情報だけに目を通してもらっても構いません。
プロキシは日常的に使うケースが多いので、ログインできない悩みがある人は、本記事の簡単な対処方法を実行して早期に解決してください。
目次
プロキシにログインできない理由と対策方法
プロキシにログインできない理由と対策方法について解説しますが、「そんなの知っているよ」と言わず、一つ一つチェックしてください。
インターネット回線が正常かどうかをチェック
プロキシは基本的にログイン仕様になっていますが、外部に設置しているため、インターネット回線が正常でなければログイン操作を進めることができません。
インターネットが不調な場合はメールの送受信もできないし、インターネットも正常にはできません。
リンクの文字をクリックしサーバー側からエラーメッセージが出た場合は、インターネットの不調を疑ってもいいでしょう。
インターネット回線をチェックする方法
有線の場合
- モデムとパソコンのLANケーブルを差し直し
- パソコンを再起動してインターネット回線をチェック
- 再起動しても解決できない場合は、プロバイダに相談する
無線の場合
- モデムのLANケーブルとWi-Fi機器のLANケーブルを差し直し
- Wi-Fi機器のパスワードが正確かどうかチェック
- パソコンを再起動する
- 再起動しても解決できない場合は、プロバイダに相談する
クライアントパソコンのプロキシ設定が間違っている
クライアントパソコンのプロキシ設定が間違っていたら、ログインできません。
プロキシに接続する時はクライアントのプロキシ設定を参照するため、設定が間違っていたらログイン画面すら表示されないことがあります。
その場合のチェック項目は以下です。
プロキシ設定をチェックする際のポイント
- プロキシのアドレスが間違っていないかチェック
- ポート番号が間違っていないかチェック
- プロキシ接続がオンになっているかチェック
- プロキシの例外設定が正しく編集されているかチェック
セキュリティ対策ソフトが弾いているかチェック
セキュリティ対策ソフトの中には、危険らしきサイトを自動的に弾くことがあります。
実は私にも経験があります。
あるサイトの編集をしていましたが、そのサイトには怪しげな広告がたくさんあったので、セキュリティ対策ソフトが自動的に弾き、一時期は編集できない状態になりました。
このようなことはちょこちょこあるので、一度チェックされては如何でしょうか?
セキュリティ対策ソフトが弾いている場合の対象方法
セキュリティ対策ソフトが弾いている場合は、セキュリティ対策ソフトのヘルプを参照してください。
「特定のサイトにアクセスできない」
このようなキーワードで検索すれば、該当の説明に素早くアクセスできます。

セキュリティ対策ソフトによって操作方法は多少異なるかもしれませんが、基本的には例外ページ設定または除外設定を編集したら解決することが多いです。
ソフトによって編集方法が異なるので、ここではすべて書きませんが、ポイントだけは覚えておいてくださいね。
スポンサーリンク
ログイン情報が正しいかチェック
ログイン情報はプロキシサービスが教えてくれますが、できたらコピーアンドペーストしましょう。教えてくれたログイン情報の英文字の中には、混同しやすいものがあるからです。
アルファベットの中には数字と間違えやすいものがあり、慣れている人でも最初は間違うことがあるそうです。
英文字のOと数字の0は代表的なものですね。
同じアルファベットの中にも混同しやすい文字があります。
小文字のLは「l」ですが、大文字の[I(アイ)]と間違うことがあります。
このような単純ミスを防ぐには、コピーアンドペーストするのが一番です。
プロキシサーバー側の問題
プロキシサーバー側のメンテナンスやプログラムの不具合で、ログインできない可能性はあります。webサービスのメンテナンスは利用客が少ない深夜帯に実施することが多いですが、日本から見たら日中にあたることがあります。
そんな時間帯にログインできなければ困る人は多いと思いますが、プロキシサービス側の問題だと思うのであれば、直ぐにプロキシサービスに問い合わせてください。
外国のプロキシサービスの場合は英語でのやりとりになると思いますが、英語が苦手な人は翻訳ツールを利用して問い合わせてください。
英語が苦手な人が問い合わせる時に気を付けること
英語が苦手な人が英語で問い合わせる時はオンラインの翻訳ツールを利用したらいいと思いますが、翻訳ツールは時々間違った翻訳文を返してくるので、原文の日本語を書くときは注意です。
翻訳ツールを上手に使うコツは、短文を意識することです。
ログインの英語が解らなければ翻訳ツールの原文欄に「ログイン」とだけ書くことをお勧めします。

プロキシサービス側の不具合をチェックしてほしいのであれば、翻訳ツールの原文欄に「チェックか確認」と書けばいいでしょう。
最後は一文にまとめます。
「I can’t log in on the website. Please check it.」
今はインターネットの情報が充実しているので、探し方を工夫すれば、たいていの翻訳はできるでしょう。
スポンサーリンク
プロキシサービスを選ぶ際のポイント
プロキシサービス側が原因でログインできない時は、プロキシサービス側が対応するしかありません。
基本は素早くメンテナンスしてくれるプロキシサービスを選ぶこと
ログイン画面を正常にするにはプロキシサービス側のメンテナンス能力が問われますが、初めて選ぶプロキシサービスの質は分からないものです。
それでもインターネットで、ある程度のメンテナンス時間は推測できます。
チェックすべき項目は、自前でプログラミングしているかどうかです。
自前でプログラミングをしているのであれば、プログラミングに慣れているので、短時間のメンテナンスが期待できます。
世界的なプロキシサーバーですが、こちらから申し込んでもらえたら特典があります。
安全性も重要
いくら素早くメンテナンスを実施してくれる業者だからといって、抜け穴だらけのログインシステムだったら意味がありません。
ログインシステムとは不正なアクセスを防ぐための方法なので、簡単に通してはいけないのです。
最近は二段階認証をする業者も登場しています。

二段階認証したら安全度はかなり高いですが、それでもプロキシサービス側に問題があったら、ログイン情報が漏洩する可能性はあります。
結局は信頼性と技術力でプロキシサービスを選ぶことが大切ですが、日本にはそのような業者は少ないです。
ログイン情報は定期的に変更しよう
ログイン情報は定期的に変更した方が安心です。
また推測されにくいパスワードにすることも大切です。
定期的に推測されにくいパスワードに変更することで、ユーザーアカウントの乗っ取りは困難になるので、利用者は厭わず定期的にログイン情報を変更してください。
まとめ
「プロキシ ログインできない」をテーマに解説しましたが、原因は当たり前のことが多かったのではないでしょうか。
仕事中にログインできなかったら仕事のスケジュールが狂うことがありますが、そんな時は冷静に本記事で紹介したことをチェックしてください。
またログイン情報は厳格に管理をし、関係者以外には教えないようにしましょう。
ログイン情報は安全を守るための、大切な仕組みです。
コメントを残す