「PS4のインターネット設定ってよくわからない」
「プロキシサーバーって何だろう」
「PS4を使うとき、プロキシサーバーはあった方が良いのかな」
PS4をインターネットに繋ぐとき、設定方法に迷ったことはありませんか?
・IPアドレス
・DNS
・MTU
・プロキシサーバー 等
インターネット接続するだけでも、複雑な専門用語が色々あって難しいですよね。
それぞれのルーターにどういう役割があって、どのように設定するべきなのか、分からない方も多いのではないでしょうか。
今回はその中でも、内部ネットワークと外部インターネットを仲介するサーバーであるプロキシサーバーの必要性について取り上げます。
PS4にも設定が可能ですが、結論から言うとPS4にプロキシサーバーは基本的に必要ありません。
この記事を読むと以下のことがわかるようになります。
・プロキシサーバーを使うメリットは何か
・プロキシサーバーはなぜPS4に必要ないのか
・必要な場合のプロキシサーバー設定方法
・必要な場合のおすすめのプロキシサーバー
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目次
そもそもプロキシサーバーって何?
プロキシサーバーの「プロキシ」は英語で「代理」という意味です。
その名の通り、サーバーのアクセスを「代理」で行うもので、内部のネットワークとインターネットの境界で用いられます。
プロキシサーバーを使うメリット
サーバーのアクセスを代理する主なメリットは以下の3つです。
・匿名性
・管理のしやすさ
・負担軽減
この章ではメリットを1つずつ解説していきますね。
①アクセス時の匿名性が高い
インターネットにアクセスしたとき、通常は接続先のサーバーに個人のIPアドレスが残ります。IPアドレスとはインターネット上の自分の居場所を表すものです。
仮にサーバーに残ったIPアドレスが何らかのかたちで他者に知られた場合、私たち個人のデータがハッキングなどの攻撃を受ける可能性があります。
しかし、プロキシサーバーを通すと、サーバーに残るのはプロキシサーバーのIPアドレスのみです。個人のIPアドレスは残らないので、サイバー攻撃の影響を受けずに済みます。
完璧に匿名性が保証されているわけではありませんが、有用なセキュリティ対策が可能です。
②一元的な管理がしやすい
プロキシサーバーはアクセス機器とインターネットを仲介する役割を持っています。プロキシサーバーを通ったアクセスに対して一元的に管理を行うことが可能です。
例えば、会社のような膨大な数のアクセスがある環境で役立ちます。一つひとつウイルスチェックやログ管理を行うのは大変ですが、プロキシサーバーを導入することで、管理情報がプロキシサーバー内に収集することが可能です。
管理情報の収集により、メンテナンスやフィルタリングが行いやすくなります。
③接続の負担を軽減できる
プロキシサーバーを使用してインターネット接続すると、アクセスを高速化して、負荷を低減することができます。データをキャッシュとして保持しておく機能のためです。
またプロキシサーバには、アクセスが集中した際、複数の機器にリクエストを振り分けることも可能です。
リクエストを振り分けることをロードバランシング機能と呼び、全体としての負荷が分散されます。
このように様々なメリットを持っているプロキシサーバーですが、PS4には必要でしょうか。
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PS4にプロキシサーバーは必要?
結論としては、PS4でインターネットを利用するときプロキシサーバーは「基本的に必要ない」です。
なぜ必要ないのか、なぜ「基本的には」なのかの理由をそれぞれ解説していきます。
接続先サーバーにたどり着く時間が遅くなる
プロキシサーバーを利用した場合、PS4とインターネットの間にプロキシサーバーを介します。
プロキシサーバーを介さない場合と比べると、ラグが発生してしまいまいオンラインゲームをする人に取っては命取りです。
普段使用する分には全く問題ありませんが、PS4の利用目的がオンラインゲームの方は、まず利用しない方が良いでしょう。
プロキシサーバーは主に企業向けサービスだから
管理のしやすさとセキュリティ対策がプロキシサーバーを利用する主なメリットです。
しかし、個人利用者が管理やセキュリティを必要とする場面は限られます。
そして、PS4でインターネットを利用する方は、ほとんどが個人利用ではないでしょうか。
・一元的な管理が必要ないこと
・セキュリティ対策はプロキシサーバー以外でもできる
・導入すると安くても月に5万円ほどかかること
以上の3点を考えると、個人で契約を行い使用するにはデメリットの方が大きいです。
基本的に、個人利用者のプロキシサーバー導入する必要は不要です。
「セキュリティ重視の方」と「組織で使用する方」は導入もあり!
PS4にプロキシサーバーは「基本的には」必要ありません。
一方で、「多少お金がかかってもセキュリティを万全にしたい」「組織としてPS4をインターネットに繋いで使っている」という方はプロキシサーバー導入を検討しても良いでしょう。
そんな方向けにプロキシサーバーの設定方法とおすすめのプロキシサーバーを紹介いたします。
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PS4のインターネット設定方法
PS4のインターネットを使用する際は、(ホーム画面)から(設定)へ飛び、(ネットワーク)を選択します。
(ネットワーク)の中にある(インターネット接続を設定する)をクリックすると
ネットワークの接続方法を選びます。
有線環境の場合は(LANケーブルを使う)を、
無線環境の場合は(Wi-Fiを使う)を選択しましょう。
接続設定には2種類ございます。
(かんたん)と(カスタム)です。
基本的には(かんたん)を選んでいただいて設定完了です。
「IPアドレスやDHCP ホスト名など、専門部分を自分でカスタマイズしたい」という方は(カスタム)をお選びください。
プロキシサーバーを使う場合も(カスタム)を選択し、登録。
IP アドレス、DHCPホスト名、DNS、MTUと順番に設定していくと、プロキシサーバーの設定画面に到達します。
(使う)を選択いただければ完了です!
※画像はいずれもPS4公式サイトから引用
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プロキシサーバーをつかうならLuminati
ここからはプロキシサーバーの購入を検討している方向けです。
プロキシサーバーは無料のものから有料まで、様々なものがありますが、情報が少なく、選ぶのが難しいですよね。
プロキシサーバーの導入を検討している方はLuminatiがおすすめです。
利用の管理がしやすかったり、日本人の専属スタッフがついたり、他のプロキシサーバーにはないサービスがついてきます。
こちらに詳しく情報が記載されておりますのでご確認ください!
まとめ
PS4にプロキシサーバーは基本的に必要ないです。
理由は、接続先サーバーとPS4の間に入るためラグが発生しやすくなること、そもそもプロキシサーバーの使用目的と合致しないことが挙げられます。
プロキシサーバーは会社や組織のセキュリティ管理が主な目的です。
組織で共有のサーバーを使う場合には重宝されますが、個人でPS4を使う分にはプロキシサーバーは必要ありません。
また、複雑なインターネット設定も同様です。
PS$でインターネットに接続する際は、複雑な設定は必要なく、インターネット設定の(かんたん)を選択するだけで、インターネットに繋ぐことができます。
用途に合った設定をして、PS4を楽しみましょう。
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